卒業生の活躍

卒業生の活躍 FILE01添田英津子さん

小さな生命を救いたい!!私は移植コーディネーターになりました。

添田英津子さん画像

私は、慶應義塾大学看護医療学部で、小児看護と臓器移植を専門とし、教員をしています。それでは、これまでの道のりをご紹介しますね。

三輪田卒業後、私は慶應義塾大学医学部付属厚生女子学院という看護学校へ進学し、看護学校卒業後は、小児外科という病棟に勤めました。その病棟で、臓器移植が受けられれば助けられる子ども達が移植手術を受けられずに亡くなって行くことを知り、すでに多くの臓器移植が行われていた米国へ留学しました。

1997年に臓器移植法が施行された年、慶應の医師から「添田君、慶應でも移植が始まるよ。」と国際電話がありました。その気になりやすい私は、7年間の留学生活をさっさと片付け帰国いたしました。

しかし、帰国後、すぐには移植コーディネーターとしての仕事がありませんでした。幸運にも、慶應義塾看護短期大学で教員の欠員がありましたので、日中は教員をしながら、夕方から移植コーディネーターとして(勝手に!?)自活しはじめました。

約20年が経ち、その時は存在しなかった移植コーディネーターという専門職は、今では、認定制度も整い、移植医療には無くてはならない専門職となりました。

小さな生命を救いたい…という、ただそれだけの思いで仕事をして参りました。医学の進歩により、多くの子ども達の生命が救われるようになりましたが、それは、それだけ多くの子ども達が何かしらの健康上の問題とともに成長し、生活していかなければならないということでもあります。現在は、移植を受けた子ども達が、無事に成長発達を遂げ、社会で安心して生活ができるよう応援できないか、と方策を練っているところです。

変わる三輪田、変わらぬ心「誠の道」

変わる三輪田、変わらぬ心「誠の道」画像

私が三輪田へ進学したのは、両親(特に母)が、次の2つのことにこだわったからです。1つ目は、中学・高校一貫教育であること、2つ目は、大学の付属ではないことでした。

中学・高校一貫教育については、6年間、本当に豊かな時間をいただきました。学業にクラブ活動、修学旅行や音楽教室、さまざまな文化に触れる機会がありました。今でも、オペラ教室で頂いた「セビリアの理髪師」やお能などのパンフレットが卒業アルバムと一緒にしまってあります。お能の前に、講堂の舞台の床をピカピカにお掃除した事は、今でも良い思い出です。

2つ目の、大学の付属でないこととは、卒業時に進路を選択し、受験をしなければならないことを意味しました。6年間、私の学業成績は惨憺たるものでした。したがって、受験の折には、猛勉強をせざるを得ませんでした。その時、先生方に感謝したのは、実は、基礎的な知識は身に付いていたことです。

例えば、英語のクラスには、必ず!教科書の文章をそのまま暗記することが全員に課せられました。授業中、英文を暗唱できないと、明朝、職員室の前で暗唱しなければなりません。もちろん、生徒の中では不評のお仕置きでございました。しかし、この暗唱を通して、何となく英語のフレーズや言い回しを覚えたのだと思います。その後の、受験や留学を乗り越えられたのも、あの時の暗唱の教えのおかげだと感謝しております。

現在も総武線で、三輪田の学生をよく見かけます。制服が変わりましたね。電車の中から見上げると、学校も新しい校舎となりましたね。きっと、三輪田の教育内容も私のころとは違う事と想います。しかし、三輪田の制服を着た皆さんは、相変わらずかわいらしいです。真面目で健気な三輪田生、多様に変化する社会の中で、三輪田の「誠の道」のこころだけは大切になさって、おのおのの夢に向かって羽ばたいていって欲しいと願っています。

卒業生の活躍 FILE02長坂佳世さん

理学療法専門の獣医師として

長坂佳世さん画像

2000年に獣医師免許を取得し、小動物臨床と呼ばれる犬猫を中心とした診療に携わるようになって早いものでもう15年目になります。大学時代に所属した外科の研究室での関係で整形神経疾患との関わりが卒業後も続き、鍼治療、リハビリテーションの認定医を取得し2013年7月にD&C Physical Therapyという理学療法専門の動物病院を開院しました。現在は外科手術を行った後の回復や歳をとって足腰が。。。という患者さんのサポートを中心とした診療を行っています。手術は受けたけどその後はどうしたらいいの?や歳をとったらあきらめなければいけないの?といった疑問や不安を持った飼い主さんを少しでも明るくサポート出来ればと思って日々診療を行っています。

三輪田は本当の友人が出来る最高の環境でした

三輪田は本当の友人が出来る最高の環境でしたイメージ画像
三輪田は本当の友人が出来る最高の環境でしたイメージ画像

三輪田学園での6年間は本当に沢山の思い出がありますが、一言で言えば決して良い生徒ではなかったと思います。多くの先生にご迷惑をおかけしたと、今でも思い出すと恥ずかしくなる事が沢山ありますが、諦めずに接してくださった先生方に本当に感謝しています。中学2年生から学園祭の実行委員を続け高校2年では実行委員長を務めさせてもらいました。6年間ほぼメンバーの変わらない学園生活は本当の友人が出来る最高の環境だったと思います。今でも何があっても真っ先に相談し、報告し、何でもない事をいつまでも話せるのは三輪田時代からの友人です。そして、間違った事を叱ってくれるのも彼女達です。それぞれが精神的に自立しているからこそ思いやりながら人間関係を作っていける。三輪田学園の卒業生で良かったと集まるといつも話しています。在校生のみなさん、沢山悩んで沢山挑戦してください。今いる友人が一生の宝になります。失敗したって友達がついていてくれるから大丈夫です。

卒業生の活躍 FILE03高麗愛子さん

弁護士として、研鑽を重ねる日々

高麗愛子さん画像

現在、私は、都内の法律事務所に所属し、弁護士として働いています。

私が取り扱っている事件は、主に、一般民事(日常生活でおきる様々なトラブル)や、家事事件(離婚や相続等)が多いですが、その他、刑事事件や企業法務なども担当します。事件を通して、様々な問題に直面し、時には頭を抱えることもあります。しかし、依頼者の方と共に悩み考え、解決に達したときは、何ものにも代えがたい喜びを感じることができます。社会の変化に伴い、法的トラブルも複雑化していますが、依頼者の役に少しでも立てるよう日々研鑽に努めているところです。

生徒会活動、部活動、学校行事と充実した三輪田時代

在学中の6年間、良き学友に恵まれ、また先生方に温かく見守って頂き、のびのびと濃い学生時代を過ごすことができました。学校行事、部活動及び生徒会活動等はどれも楽しく良い思い出ばかりですが、特に記憶に残っているのは、生徒会長として、通学鞄のリニューアルに携われたことです。

卒業から15年以上経ちますが、多感な時期を、落ち着いた環境で心穏やかに過ごすことができたことに大変感謝しています。 情報過多な時代、心惑わされることも多いと思いますが、在学生及びこれから中学に進学される皆様には、目の前にあることに全力で取り組み、充実した学生時代を過ごしていただきたいと思います。