三輪田の「美育」

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たま鑑
梅雨空の合間を縫って、三輪田学園ではいろいろな芸術系の行事がおこなわれています。

一昨日は芸術鑑賞教室。
この行事は、いろいろなジャンルの芸術に触れようという企画です。
オーケストラ・室内楽・合唱・吹奏楽・演劇・バレーの6つの舞台を1サークルとして、プロの方々に出演をお願いしています。
つまり、6年間ですべて1回ずつ鑑賞できるようになっています。

今年は演劇の年でしたので、
新宿文化センターで上演中のミュージカル「アトム」を観劇しました。
手塚治虫の「鉄腕アトム」がモチーフになっている、非常にわかりやすい劇でしたし、
生徒たちのよく知っている俳優さんたちが出演していたので、
皆、大満足だったようです。

雨の中学校から移動してきたためか、開演前はざわついていましたが、
いきなり客席から俳優さんが現れて、芝居が始まると、
生徒たちの目は舞台に釘付けに。
休憩もなく、あっという間の2時間半でした。

さて、今日は中三対象の邦楽教室。
東京芸術大学の邦楽科や大学院の生徒さんが、本校講堂で演奏して下さいました。
三輪田学園では、昔から箏曲や長唄などの伝統芸能のクラブが盛んで、クラブ活動を始めて邦楽の魅力の虜になり、そのまま東京芸術大学に進学した生徒がたくさんいます。
今回は三輪田の卒業生は来校していませんが、
現在も2人が芸大に在学中です。
そんなご縁もあり、めったに聞くことのできない雅楽や、尺八の演奏、仕舞を生徒のために演じて下さるのです。

         〈雅楽 「千秋楽」〉
              〈仕舞 「高砂」〉

〈長唄 「島の千歳」〉


7月中旬には希望者で歌舞伎教室。
2学期には、オペラ鑑賞や文楽教室。
三輪田では、本物の芸術に触れるチャンスがたくさんあります。
それは、本物だけが持つ輝きに触れたときに生まれる感動を、大切に育てたいから。
創立者・三輪田眞佐子先生の教え「女子に必要な教育は、徳育・知育・体育・美育」を今も守り続けているのです。

女性だから、というわけではなく、美しい物を美しいと感じる心をもった人に成長してほしいと願っています。