落語会がありました。

投稿日:

たま鑑
先週の土曜日(7/3)、以前ブログでご紹介した落語会が開かれました。
このところ、塾主催の説明会や教育サロンが連続してあり、
この落語会でのリフレッシュを楽しみに頑張ってきたようなものです。

さて、今回の三輪田寄席は百年記念館の虚心亭で催されました。
保護者の皆様、日頃お世話になっている学校近隣の住民の皆様なども交え、40名以上の方が参加してくださいました。

和室の床の間を背に、普段講堂で使う山台を4段積み、緋毛氈でくるむと、即席の高座のできあがりです。

まずは前座、古今亭志ん坊さんの「無筆の手紙」。
                                 〈古今亭志ん坊さん〉

志ん坊さんは9月に二つ目昇進が決まっているとのこと。
長屋の、字が読めない者同士の抱腹絶倒のやりとりを、
元気いっぱいに披露してくださいました。

続いて、今回の主役、真打ちの隅田川馬石さんの「船徳」。
                〈隅田川馬石師匠〉

放蕩者の若旦那がきまぐれで船頭になると言い出し、客を乗せて浅草をめざしてこぎ出すが…というお話。
船をこぐ若旦那と船の乗客の男2人の掛け合いがとてもおもしろく、
「柳橋まで、船頭をよこしておくんなさい」というおちには大爆笑でした。

仲入り後、いつもは寄席の高座には上がることのない
囃子方の恩田えりさんが、「観客参加型の寄席囃子教室」と題し、
三味線を片手に熱演してくださいました。
長唄とは違い、こういう三味線のひきかたもあるのだな、と感心させられました。
〈恩田えりさん〉

〆は馬石さんで「七段目」。芝居好きの若旦那と奉公人の会話が絶妙な話です。劇中劇として、忠臣蔵の七段目を二人が演じるのですが、
登場人物のお軽という女性と、その兄の会話を馬石さん一人が演じ分けます。これはなかなかすごい。
最近はやりの漫才などでは見ることのできない、
一人きりの舞台芸術です。

さんざんお腹を抱えて笑い、思いっきりストレス解消になりました。
終了後、馬石さんとお話しする機会がありました。
落語家は入門してから真打ちになるまで14~5年かかるとのこと。
寄席は毎回アウェイで、お客さんに試されているようなもの。
稽古をしっかり積んで舞台に立つしかないと仰っていました。


落語はただの馬鹿馬鹿しいお話というのではなく、
構成、内容のしっかりした話芸です。
生徒たちにも鑑賞してもらう機会を設けられないかな、と
現在思案中です。