1000人の第九

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たま鑑
昨日の6時間目、生徒校舎竣工記念式典がおこなわれました。
中高あわせて1000人以上の生徒が講堂に集まり、
新校舎の完成を祝いました。

まず、私から一言。
足かけ5年の歳月をかけて校舎が完成したこと、
その間、多くの方々のご尽力やご苦労があったこと。
また、生徒の皆さんにも不自由をおかけしましたが、
その時々の環境の変化にあわせて、工事が円滑に進むように協力してくれたことへの感謝などを述べました。

高3の生徒は入学後まもなくからずっと
工事の中で学園生活を送ることになってしまいましたが、
三輪田学園での最後の1年を完成した校舎で過ごしてもらえることは
何より嬉しいことです。

続いて、校舎改築委員長の体育科・余川先生からのお話。
改築にまつわるエピソードや、改築でポイントになった点などを
お話しくださいました。
工事関係者の方が「建物は使う人が育てていくもの」とおっしゃったという言葉は、これから校舎を使っていく生徒たちに、しっかり響いたようでした。

さて、その後、メイン・イベントの第九の大合唱です。
4月から音楽科の村上先生・大坪先生を中心に「1000人の第九」プロジェクトを立ち上げ、練習を重ねてきました。
中学生は音楽の授業の中で練習。
高校生は全員が音楽を選択しているわけではありませんので、
音楽科の先生がHRに出向いて指導したり、
音楽選択の生徒が他の生徒をリードして練習したりと、
かなり頑張ったことと思います。

しかし、4月からの練習で、プロのソリストの先生方とご一緒に
歌えるレベルまでになるとは、
三輪田の音楽教育のレベルの高さに感激です。
音楽選択でない高校生がドイツ語の楽譜を渡されて、
きちんと歌える、ということのすばらしさ!
中学での音楽教育の基礎がしっかりあってのことでしょう。

さて、本番。
指揮は、旧講堂のさよならコンサートでもタクトを振ってくださった
直井大輔先生。
オーケストラの代わりに2台のピアノが伴奏となります。
ピアノ演奏は村上先生と、卒業生のピアニスト浦淑子先生。
ソロは、音楽科講師の大坪晶子先生と千葉真智子先生、
テノール歌手の東小野修先生、バリトン歌手の大久保光哉先生。

重厚なピアノの前奏があり、バリトンのソロから歌が始まります。
ソロと合唱、緩急を織り交ぜながら、壮大なスケールの歌が講堂に響き渡りました。



もともと混声四部の曲を編曲したものですし、
1曲で20分近くかかる曲ですから、歌うのはさぞ大変だったでしょうが、
中1から高3まで、全校生が心を一つにして見事な「歓喜の歌」になりました。
私も少しだけ歌に参加しましたが、とにかく、鳥肌の立つような興奮でした。



音楽科の村上先生は、今回この曲を選んだ理由について、
「この曲のテーマは、皆が一つになるということ。
 三輪田生が一つになって校舎完成の喜びを共有するために、
 ぴったりの曲だと思いました。」とのこと。

歌い終わった後、生徒たちは達成感と満足感で興奮がさめやらぬ様子でした。
私もこの場に立ち会うことのできた幸せをかみしめた時間でした。

なお、9/10のリハーサルの様子を、
近日中にインターネットのサイト「中学受験スタディ」で紹介する予定です。(学園HPからもリンクできます。)
また、本番の様子のダイジェスト版は、三輪田祭の受験相談コーナーで放映する予定です。
お楽しみに!


生徒には記念品としてファイルとレポート用紙がくばられました