竣工記念式典

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たま鑑
昨日は、先週の生徒の皆さんと一緒の記念式典に続き、
松操会や父母の会の代表の方々、外部の方々などをお招きして
竣工式典と祝賀会がありました。

昨日は生憎の空模様でしたので、お出でいただいた皆様には本当に申し訳なかったのですが、
雨が小降りになるとさっと水がはける校庭をご覧になって、
皆様驚いていらっしゃいました。

午前中の式典では、まず理事長先生からご挨拶。
この5年間、4期に分けておこなわれた工事を振り返って、
その時々で苦労したこと、工夫したこと等をお話しなさいました。

続いて私の挨拶では、この校舎改築のコンセプトについて
ミワダイズムの具現化と生徒中心主義の2点であると話しました。

実は私は、コンクリートの校舎ができるのを見て、最初のうちは
「女子校らしくない校舎だな…」と感じていたのです。
でも、それでは「女子校らしい校舎」とはどんなものかと考えると、
むしろ「女子校らしい」という考え方こそ、ジェンダーに捕らわれたものではないかと気付きました。
「女子校らしい」とか「らしくない」というところと別の次元にこの校舎改築のコンセプトがあるに違いないと思い直したのです。

設計者の方の意図とは違うのかもしれませんが、
私たち三輪田学園の教育に関わる者たちが共有できるコンセプト、
それがミワダイズムを具現化した校舎ということです。
コンクリートうちっぱなしのシンプルな外観ですが、
これこそ、無駄や華美をそぎ落とした無垢のすがたであり、
「物事の本質を見抜き、誠実に行動せよ」との三輪田眞佐子先生の教えを形にしたものと思います。
また、コンクリートの質素な色合いも、どんな色でも受け入れて、
いずれは三輪田色に染めてご覧に入れます、という学園からのメッセージと考えています。

生徒中心主義で校舎を作ったという点は、先週の式典で生徒の皆さんにも話しました。
生徒の皆さんが一日の大半を過ごす学校こそ、最も快適な場所でなければならないと思います。
そのために先生方や工事関係の方々が知恵を出しあって
整えた設備であるとお話ししました。

この後、9/17の生徒の式典で歌った「1000人の第九」の映像をご覧いただきました。
皆様、熱心にご覧になっていらっしゃいました。

式典の最後には、音楽クラブOGがアカペラで校歌を歌い、
厳かに式典の幕がおりました。

午後からは祝賀会がありましたが、
こちらではアトラクションとして卒業生の方々の演奏がありました。
以前、ブログでもご紹介した声楽家の中村初恵さん、長唄クラブのOGの皆様方や、箏曲クラブOGの皆様方が、すばらしい演奏をしてくださいました。
「さすが、伝統ある三輪田学園ならでは」とお客様方も感激なさっておいででした。

そんなわけで、校舎竣工関係のすべての行事が終わり、
とにかくホッとしています。
これから三輪田学園は新しい世紀に入り、
ますます教育内容を充実させていきたいと考えております。
どうぞ、ご支援ください。



            すべてが終わった後、望月先生と職員室で2ショット