中3「私の仕事」保護者の講演会

投稿日:

たま鑑
昨日の午後、中3生を対象に仕事についての講演会が行われました。
この講演会の特徴は、「私の仕事」をお話してくださるのが
中3の保護者の方々だということです。
生徒たちはその仕事に対する興味だけでなく、
「△△さんのお母さん」「・・ちゃんのお父さん」という感覚でもお話を聞くことができるので、より親しみをもってお話を聞くことができるようです。

この企画は、中3の道徳教育カリキュラムの中の「自立」というテーマの一つとして20年近く続いています。

ご承知のように、三輪田学園の道徳には独自のシラバスがあり、
中学各学年で「いのち」「平和」「環境」「自立」のテーマに沿った
学習やイベントが用意されています。
「自立」=進路指導ですから、
三輪田学園では中1から進路指導が行われているのです。

中3では、夏休みの宿題として身近な方への職業インタビューを行い、
それをレポートにまとめます。
クラスや学年で発表しあって、個々の体験を共有するのも大切です。
その上でお友達のお父さんやお母さんからお話を伺うので、
仕事の内容だけでなく、「働くって、どういうこと?」ということを
真剣に考えることができます。
この体験は、ある意味インターンシップより貴重であり、
「一生働きながら生きていく」ことを前提としたライフ・プランニングの土台となります。

さて今回は、4名の保護者の皆様にお願いして、お話しいただきました。
薬剤師の倉科さんは、薬剤師の仕事は調剤だけでなく、患者さんとのコミュニケーションが大切とお話しくださいました。

動物園の飼育員をなさっていらした山口さんは、様々な動物の飼育経験の中から、大好きなものが仕事に直結する楽しさをお話しくださいました。

建築士の菊地さんは、大学時代の出会いからまず構造設計の道に入り、その後意匠設計に移った経験から、「遠回りに見えても無駄な経験はない、今興味のあること経験できることに取り組もう」とお話しくださいました。

翻訳家の小川さんは、最初から翻訳家を目指していたわけではなく、人との結びつきからこのお仕事をするようになったとのこと。
英語はコミュニケーションの手段に過ぎず、英語で何ができるかが重要、また英語以外に専門分野を持つことなどとお話しくださいました。


皆さんそれぞれの仕事の内容ばかりでなく、
なぜその仕事に就いたか、仕事のやり甲斐や醍醐味、大変なところなど、
様々な面からお話しくださいました。
いずれも保護者ならではお話で、生徒たちは真剣に聴いていました。

この講演会は生徒が司会進行を行い、4人の方がお話を終えると、
生徒の代表がそれぞれの方に感謝の言葉と感想を述べました。

きっと、中3生のご家庭では、お父様やお母様の仕事についての質問が、
夕飯時の話題になったことでしょう。