いよいよ夏休み

投稿日:

たま鑑
今日からいよいよ夏休みです。
三輪田学園の夏休みは9月4日までの45日間。
まとまった時間がとれるので、かなり有効な過ごし方ができるはず。
クラブ活動、生徒会、三輪田祭有志…どう過ごすかは、生徒の皆さん次第。有意義な夏休みになりますように。

昨日の終業式は、生徒は教室にいるまま、放送でおこないました。
新校舎ができたら、式典は全て講堂で全校生徒揃って…と思っていたのですが、3月の震災以来実現できていません。
しかし、震災を経験して、とにかく通常の授業ができるありがたさ、
生徒が学校にいる当たり前の日常の大切さがしみじみわかりましたので、
そんなことで文句をいうつもりはありません。

式辞では、まずなでしこジャパンの勝利をたたえ、「あきらめない心」について話しました。

(おそらく、日本中の校長先生が、このネタで式辞を考えるだろうな…
と思いましたが。)

「あきらめない」「大丈夫、またがんばれる」という気持ちは、
おそらくこの国に育った人に共通する、いわば国民性のようなものだと思うのです。
私たちの祖先は、歴史的に多くの災害を経験し、その都度復興を成し遂げてきました。
ならば、私たちにも「あきらめない」「がんばれる」ができるはず。
この精神を日常の生活に活かしていこうと話しました。

次に、中国の古典・易経から、「窮すれば変じ、変ずれば通ず」という言葉を紹介しました。
ピンチの時には必ず変化が起き、変化が起きれば道が開けるという意味。
でもそのためには、ピンチをチャンスに変える努力を、日頃からしておかなければなりません。

今の日本は、震災からの復興、原発事故、エネルギー問題と問題山積。
生徒の皆さんも、「それは大人が考えればいいこと」と人まかせにせず、
ひとり一人が自分の意見を持ち、行動することが大切と話しました。
今の日本のピンチ、みんなで協力して乗り越えられたら、震災前よりもっといい日本ができるはずです。

さて、夏休み。教科からも学年からもたくさん宿題がでていますね。
計画的にこなしていってほしいものです。
まずは、生活のリズムを崩さないこと。
高3の皆さんは、「起きる時間・寝る時間・勉強する時間」の3つのポイントを普段と変えないこと。制服に着替えて、8時半から50分ずつ区切って勉強をするのが効果的、という評論家もいます。

そして、夏休みならではの経験をたくさんしてください。
それから、私からの宿題「読書のすすめから2冊以上読む」と
「通学途中で震災にあった時のシミュレーション」もお忘れなく。

私の夏休みの楽しみは、国立博物館の展覧会です。
《空海と密教美術展》
東寺講堂の諸仏が、こんなにたくさん東京で拝観できるとは…
明日は絶対いってみよう!

                    校長室にはポスターが…
ではみなさん良い夏休みを!