新年の抱負

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たま鑑
皆様、新年おめでとうございます。
今年も校長ブログをよろしくお願い申し上げます。

始業式は1月10日ですが、今日は準備のために出勤。
冬休みの間にも、15番教室に電子黒板が取り付けられたり、
体育館のバスケットボールのコートラインを引き直したり、
生徒の皆さんがより使いやすいように校内の整備が行われていましたが、
それらを確認して、3学期開始の準備完了です。

2011年は本当に大変な年でした。
年が変わっただけで、辛い記憶が消えてなくなるわけではないけれど、
多くの人々が悲しみの中でも前を向いて歩きだそうとしています。
私たちも少しでも被災地の皆さんのお役に立てることを模索しつつ、
新しい年をスタートしたいと思います。

年頭の抱負は二つ。「不動心」と「照顧脚下」です。
今年はどんな年になるでしょうか。
どんなことがあっても動じない、他に影響されない強い自己を作る。
と同時に、自己自身をしっかり見つめ、足下を固める。

京都や鎌倉の禅寺に行くと、庫裡の玄関に「照顧脚下」の四字が掲げられているのを目にします。
「足下を見て靴をきちんとそろえなさい」という意味なのですが、
禅ではもっと深い意味がある、と以前生徒の皆さんにお話しました。

「照顧脚下」は鎌倉時代の禅僧・孤峰覚明が、禅の極意として弟子に教えた言葉といわれています。
自分の足下をしっかり見る、つまり、自己自身の内面を見つめる。
そうすることで、次に踏み出す一歩を決めることができるのです。
「照顧脚下」が実践できてこそ、「不動心」を持つことができるというもの。
しかし、生徒の皆さんには説明しておきながら、自分ではなかなかできていないのが現状です。

今年、三輪田学園は創立125周年。
学園も、私個人も「照顧脚下」を実践して、本来の姿を見失わないように、
そして内なる龍をコントロールして、さらに飛翔できるように努力したいと思います。
皆様、どうぞご支援ください。