松操会誌

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たま鑑
先日、『松操会誌』が手元に届きました。
松操会は三輪田学園の同窓会。校友会として発足したのは大正時代ということでしたから、100年の歴史を持つ同窓会です。
全国各地に支部があり、将来結婚や就職で地方に住むことになっても、
支部を通じて三輪田とのご縁が続くというわけです。
常時全国に1万2000人以上の会員があり、様々な形で学園をバックアップしてくださるだけでなく、
観劇会やバザーなどを通じて、年代を超えた会員の交流を図っています。
かくいう私も松操会員。
会長さんや役員の皆様には本当にお世話になっています。

「松操会誌」は、年1回発行される同窓会誌です。
卒業生の皆様のお手元には、もう届いたでしょうか。
役員の皆様が編集から発送まで、一所懸命になさってくださいました。


今年は学園創立125周年、松操会誌60号発行記念ということで、
たいへん充実した内容になっています。
毎号表紙は卒業生の方が描かれ、最近5年間は日本画家の谷頭美子さんの作品が使われています。
今年卒業したばかりの新入会員の挨拶や、退職なさった先生方の近況、
学年ごとの同窓会の報告やそれぞれの会員の活躍などが満載されていて、
とても楽しく読ませていただきました。
(私も125周年によせて、ちょっとした文を載せていただきました。)

今号の企画の目玉の一つは、「三輪田今昔」という座談会。
高等女学校時代の大先輩から、一昨年卒業した大学生まで、各年代の
松操会員が集まって、自分たちの三輪田を懐かしみました。
私も27回卒業生として参加させていただきましたが、
皆様が三輪田での生活を克明に覚えていらっしゃるのには驚きました。
戦前の校舎や戦後再建された旧校舎の思い出、修学旅行や運動会など。
戦争中にも修学旅行があったというのは、いかにも三輪田らしい。
こういう思い出話をしていると、時間がたつのがあっという間で、
時代は違っても、思春期・青春期を同じ価値観の中で過ごしてきたという実感が何より嬉しく思いました。
伝統私学の「価値」とはまさにこれで、
ぶれる事のない教育があるということだと思います。

ところで、先日来学園HPにバナーが用意してあるので、お気付きになった方も多いと思いますが、
卒業生による講演会第2回が、10月13日(土)におこなわれます。
今回は32回卒業生の尾崎順子さんがお話しくださいます。
尾崎さんは映像翻訳や音響ディレクターとして活躍なさってます。
私も見ていた「名探偵ポワロ」や「蒼穹の昴」などの翻訳も手がけていたとのこと。
外国のドラマやドキュメンタリー、アニメーションの日本語訳だけでなく、
日本の作品を外国向けに翻訳するお仕事もなさっています。
当日は関わった作品も見せていただけるそうです。

このお仕事に就くきっかけは、三輪田時代に担任の先生に言われた一言だったとのこと。
そのあたりも詳しくお聞きしたいですね。
生徒・保護者の皆様はいつものようにお聞きいただけますが、受験生やその保護者、一般の方がご来場になる場合は、HPからお申し込みください。
10月13日(土)午後二時から、本校講堂にて。
おいでいただける方は、スリッパをご持参ください。