豚さんに感謝

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たま鑑
今日の昼休み、中2希望者による生物観察会がありました。
さっそくカメラを片手に参加してみると、50名以上の中2生が生物室にぎっしり集まっていました。

と、ここで理科担当の小室先生登場。
今日の観察会の主旨を説明します。
「今日は豚の心臓と腎臓、目玉を観察します。これらの臓器はお肉屋さんから譲って頂いたものです。人の心臓や腎臓とほぼ同じ大きさなので、よく観察してください。ただし、解剖やこのような観察がとても苦手という人もいるので、教室や電車の中で興味本位に話さないこと。
それから、皆さん、食事をするときに『いただきます』といいますね。
解剖も同じで、いのちをいただいて皆さんが勉強させていただくのですから、感謝しましょう。」

小室先生はまず心臓を手に持って、「こういう風にここについているのですよ」と胸にあてます。ふんふん、なるほど。
左右の心房、心室などを開いて見せながら細かく説明していきます。

続いて腎臓。血が抜かれて白くなった血管や内部の様子などを観察します。
「こちら側が尿管ですよ」 なるほど、そらまめ型をしていますね。


最後に目玉です。
全体を観察した後、先生がはさみでチョキチョキと切断します。
取り出された水晶体を触った生徒は「透明でぷにょぷにょしてる!」
と歓声をあげていました。
この後も視神経の束を見たり、昼休みいっぱい観察会は続きました。


高校生になると、生きたマウスやカエルなどの解剖もおこなうようになります。
しかし中学生は、イカやアジなどの解剖が中心のようです。

観察会に参加した生徒の様子を見ると、初めて見る動物の臓器に、
みんな目をキラキラさせて、興味津々といった表情でした。
将来、理科好きの女子に育ってくれることでしょう。
たとえ医者や研究者にならなくとも、生き物の身体のしくみを知っておくことは大切です。
自分の、そして誰かのいのちを守るためにも。

観察のおもしろさもさることながら、
「解剖にはモラルが重要です。」と言い切る小室先生にも脱帽です。
確かにそうですね。豚さんに感謝、です。