中1グループワークと情報の授業

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たま鑑
日が暮れるのがすっかり早くなりました。
11月から冬時間になり、最終下校は5時ですが、
校庭には、4時半過ぎにはテニスボールが見えないくらいの夕闇が降りてきます。

さて、先週、中1の保健の授業で行っているグループワークを見学したことは、ブログで報告しましたが、
今日はその続きで、グループの意見をまとめて発表する授業を見てきました。
前回の「グループで自分の意見を出し合う」「相手の意見を聞く」の授業は1年は組を見学しましたが、今日は1年い組の授業を見学。
5~6人のグループが8つあり、どのグループも活発に意見交換をしていました。

【母親になったつもりで、中2の体験学習に行く場所を選ぶ】がテーマでしたが、それぞれの話し合いはどのようになったでしょうか。
最初の15分でグループの意見をまとめ、第1希望・第2希望を決めます。
次に、それぞれの代表者が選んだコースとその理由を述べていきます。
また、この際に選ばなかったコースとその理由も説明していきます。
最も多くのグループが第1希望にあげていたのは「ザ・サバイバルキャンプ」で、第2希望は「沖縄ひめゆり平和ツアー」でした。


サバイバルキャンプを選んだ多くのグループは、「いざというときに役に立つ経験をさせたい」「若いときだからこそできる」を理由にあげていました。
保健担当の臼田先生も、「毎年同じグループワークをしていますが、
震災以後、このツアーを選ぶグループが増えてきています。」と話していらっしゃいました。
今の中1生は震災の時5年生。
被災地の様子や避難所生活の報道をしっかり覚えているのでしょう。
実際に家や家族、親戚等が被災した、という生徒もあります。
ご承知の通り、今、三輪田は「いのちの教育」という観点から防災教育に力を入れていますが、
こういう所にも生徒の防災に対する考え方が出てきているのかもしれません。
ちなみに2番目に多かった平和ツアーの理由は、「実際に戦争を体験した方からお話を伺い、平和の大切さを学んできてほしい」という意見が圧倒的でした。
でもこれって、三輪田の中3広島旅行の目的と同じ。
中1の段階で、もう広島旅行の準備ができている、ということですね。

この授業は生徒たちにとっても楽しい体験だったようで、「またこういうのやりたい!」という声をあちこちで聞きました。


次の時間には高校1年の情報の授業を見学。
現在の高2までは集中授業だけで行っていたのですが、
これからの高度情報化社会に即戦力となる知識を身につけさせようということで、今年から週1時間の授業も組まれています。
ワードやエクセルなどの扱い方やリテラシーの部分まで、幅広く授業されているとのことで、どんなかんじかな?と見学に。
今日はエクセルを使って、与えられたデータの加工や分析の実習でした。

失業率と出生率,女性の就労率の変化との関係を考察していきます。
2種類のグラフから失業率が高いと出生率は低下する、女性の就労率が上がると出生率は低下する、という関係を読み取り、
「では、女性の就労率が下がれば出生率は増えるのか?」
ということを考えます。
これって、大学でやるような回帰分析では?
高校1年でこんな高度なことを学んでいるのですね。
出生率と女性の就労率の問題は「収入が増えない限り出生率は増えないのだから、女性の就労率を下げるよりも、女性が働きながら出産・子育てをしやすい社会にする方が重要」という結論になりました。

この後、練習問題として表を使ったグラフの作成や統計処理。
中にはIF関数を使った統計等もあり、私も一緒に授業を受けて良かった!と思いました。
高1の段階からこれだけのことができるとは、いやはや、侮り難し。
恐るべし、デジタルネイティブ!と頭が下がりました。