中3の好きな本・オススメの本ランキング

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たま鑑
今日で期末試験も終わり。
冬晴れの午後、それまではひっそりとしていた校庭に、
テニス部が元気に練習する声が響いています。

先ほど図書室に借りたままの本の返却にいったところ、
図書館前掲示板に、中3図書委員会が中3全員を対象にとったアンケートの集計結果が張り出してありました。

内容は、「好きな本、おすすめの本」
     「好きなマンガ」
の、ランキングと上位作品の紹介文です。

三輪田の図書委員会は、日常の本の貸し出しや蔵書点検だけでなく、
学期末には中高別の『図書だより』を発行し、新着図書の紹介やテーマを決めて記事を載せたりしています。
図書委員は各クラスから2名ずつ選出されますが、「本が大好き!」という人の立候補で決まってしまう場合が多いようです。

司書教諭の先生に伺ったところ、今回のアンケートは、中3の図書委員たちが他校の図書だよりを読んで「自分たちもアンケートをとりたい」と言い出し、
高2の先輩委員のアドバイスで企画書を作成してきた、とのこと。
しかも「アンケートをとるだけじゃなくて、紹介文も書こう。」というところまで、じっくり話し合って、完成させたそうです。
単なるランキングで終わらせない、という志がいいですね。
また、図書館の請求番号まで入っているところは、さすが。


さて、その掲示を見ると、中3生が最も「好きな本」「友だちに勧めたい本」として選んだのは、有川浩の『図書館戦争』です。
この本の紹介文を一部掲載すると…

「人権を侵害する表現を取り締まるため、メディア良化法が成立した近未来の日本。しかしその検閲方法は、武力行為さえ許された、行き過ぎたものだった。本を守るため、図書館は武装し、図書隊を結成する。…(後略)」

なんだか続きが気になって、確かに読んでみたくなりますね。
ランキング第2位には、重松清の『きよしこ』、香月日輪の『妖怪アパート』、J・K・ローリングの『ハリー・ポッターシリーズ』、恩田陸の『チョコレートコスモス』など、8作品があげられていました。
いずれも簡潔な紹介文が書かれていて、思わず手に取ってみたくなります。

第3位には『謎解きはディナーのあとで』のような軽いものから、伊坂幸太郎や東野圭吾、貴志祐介の作品などバラエティーに富んだ11作品があげられていました。

また、マンガ部門の断トツトップは尾田栄一郎の『ONE PIECE』。
これは私も大好きです。

このランキングを見ながら、さて自分は中3の頃どんな本を読んでいたかな…と思い返すと、
井上靖の作品を読みあさっていたこと、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』を読んだのはこの頃だった、ということ、
仲良しの友だちと庄司薫の作品を読んでは、感想を話し合っていたことなどを思い出しました。(今思うと、なぜ庄司薫?ですが…)
背伸びをしてツルゲーネフやトルストイ、トーマス・マンなどにチャレンジし、読み切れずに敗北感を味わったこともありました。

私の読書には、いつも、仲の良い友だちと居心地の良い図書館があった、と思います。
図書委員に限らず、三輪田のすべての生徒に、読書にまつわる上質な記憶が残されていくといいな、と思っています。