電気のない1時間

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たま鑑
今日、中学は3学期初めての道徳の時間。
中3は5・6時間目を通して使い、職業インタビューをおこないました。
大学の先生、俳優、小説家、アナウンサー、薬剤師、気象予報士など
9名の方に来校していただき、生徒がそれぞれの教室に分かれて、仕事についてインタビューしました。
2学期のうちにどの職業のインタビューに参加するか希望を取ってあり、
それぞれにインタビューの内容を考えさせておいたので、生徒が積極的に質問し、講師の方々も丁寧に答えてくださっていました。
詳しくはトピックスに掲載されますので、ご覧ください。

中2は体育館で百人一首大会。
国語の授業で百人一首の暗記にチャレンジしていたり、
朝学習の時間に書写をしていたりするので、相当覚えているはず。
競技カルタのようにはいかないまでも、熱のこもったカルタ取りになったようです。

中1では、冬休みに「アースアワーの実践」が宿題として出されていました。
アースアワーとは、WWFが主催するイベントで、1時間電気を消してろうそくを灯し、地球環境のことを考えようと呼びかけです。

三輪田の道徳のテーマの一つとして、「環境」があります。
中1から中3まで、繰り返し道徳の授業の中で考えていきます。
扱い方はそれぞれの学年で工夫を凝らし、
生活排水の分析やゴミの測量、エコすごろく、環境新聞作り、環境家計簿をつけるなど様々ですが、狙いは同じ。
環境問題は自分たちだけでなく、未来のいのちにつながる大きな問題であることを生徒たちに認識させ、解決の方法を考えさせること。

今回中1では、地球温暖化対策として、また、原発事故以降のエネルギー政策のあり方を考えるきっかけとして、電気を使わない1時間を実践するという課題が出されました。
具体的には、都合のいい1日を決め、できるだけ家族に協力してもらい、
TV、パソコン、暖房や電灯を消し、夜の8時からの1時間を過ごし、その感想を所定の用紙に書くというものでした。
今日はそれぞれの体験をグループごとに話し合ってまとめ、発表しました。

「自分の家だけ電気を消しても、周りの家の電灯でけっこう明るかった。
いつも電気をたくさん使っているんだなと思った。」
「暖房を消したら、部屋の温度が8℃位しかなかった。とても寒かった。」
「暗い中でろうそくを付けて、家族とトランプをした。いつもと違ってなんだか楽しかった。」
「暗い中でおまんじゅうを食べた。いつもよりたくさん食べてしまった。」
など、様々な感想が聞かれました。

共通した感想は、電気がない生活が予想以上に不自由だったということ。
いかに自分たちが電気を消費する生活を送っているか、実感したようです。
しかし同時に、この体験によって、電気がいつもあるとは限らないということに気付き、節電を考えるようになったという感想も聞かれました。

電気がないと不便だから、この便利な生活を手放さないように環境に付加を与えたり、様々なリスクに目をつぶるという姿勢でよいのか。
これから私たちが考えていかなければならい重要な問題です。
この宿題をきっかけに、家族でエネルギー問題について話し合うことができたなら、本当の環境教育になっていくと思います。