パキスタンを知る講演会

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たま鑑
朝晩はまだまだ寒いですが、日中は春の予感を感じさせる柔らかい日差し。
華道クラブの生徒と一緒に届けてもらっている今週の花材は、小米桜と黄色いチューリップでした。
心なしか、校庭で練習するテニス部員のかけ声も、ますます元気になってきてるような…

今日は、午後から演劇クラブの新人公演と、
英語科主催の講演会がありました。

演劇クラブの演目は日吉月花作『勿忘草』。
近未来の日本を舞台にしたサスペンスです。

白いブロックをアーチ状に組み上げて、場面によってその構成を変えるという演出はなかなかのもの。
出演者の皆さんも、しっかり台詞が入っていいました。
…でも、実はもう一つの講演会に参加したくて、最後まで見られませんでした。ごめんなさい!

もう一つの講演会とは、英語科の先生が企画してくださったパキスタンを知る講演会です。
中2の英語の授業で、女性の教育の機会の拡大や平和を求めて運動していたマララ・ユサフザイさんのニュースを扱ったので、
パキスタンの文化や教育について、直接パキスタンの方にお話を伺おうという企画でした。



中2だけでなく、他学年からも多くの生徒が参加しました。
お話くださったのはムハンマド・アンワルさん。
日本・パキスタン協会のご紹介です。
ムハンマドさんは、実は日本語がペラペラ。
しかし、今回は英語科主催の講演会。英語で講演して頂きました。

パキスタンは4つの地域に分かれており、それぞれ異なった習慣や宗教・言語などがあり、その多様性が素晴らしいとおっしゃっていました。
マイノリティ(少数派)を大切にしてほしいというご意見や、
物事を判断するとき、一つの情報ではなく、複数の情報によって多面的に、的確な判断をする必要があるといったお話は、
生徒にとても役立つアドバイスでした。
生徒たちも英語で質問し、パキスタンの文化について色々なことを伺うことができました。
また、結婚事情についての話題になり、パキスタンでは恋愛結婚は少ないという話をきいて、生徒たちはちょっと驚いたようです。

「日本に来て驚いたことは?」という質問には、流暢な日本語で
「日本人が外国人に話すことは、ゴミの出し方とか騒音のこと。
 人生にはもっと大切なことがあるのに…」と答えてくださり、
思わず苦笑してしまいました。

また、イスラム圏では女性の地位が低いのかという質問には、
「パキスタンには女性の大統領がいます。日本にはいますか?」
と逆に切り返されてしまいました。


1時間半の講演でしたが、地図や美し写真のスライドも見せて頂き、
あっという間に過ぎてしまいました。
お話を伺って、なんだかパキスタンがぐっと近くなったように感じました。
こうした国際理解・国際交流のイベントも、積極的に増やしていきたいと思います。