私立学校の緊急避難校ネットワーク

投稿日:

たま鑑
今日で中学生は中間考査が終わり。
放課後、解放された安堵感からか、校庭で遊んでいる生徒が多いように思います。
中1は災害対応マップを持って学校周辺散歩に出かけました。
三輪田の周囲は名所旧跡がいっぱい。
その見学ももちろんですが、万一学校へ歩いて戻らなければならなくなったときに備え、ランドマークとなる周辺の建物や景観を、予め見て覚えておくということが周辺散歩の重要な目的です。

今日は日差しが強く、散歩するには少し暑い日でしたが、
それでも中1生は1時間余りの周辺散歩を楽しんだようです。
詳しくはトピックスでご覧ください。

万一歩いて学校へ…という想定は、もちろん通学途中での被災を考えてのことです。
ご承知のように、三輪田には独自の災害掲示板システムがあり、
インターネット回線を通じて生徒の安否を確認できます。
しかし、すべての生徒が携帯電話やスマートフォンを持っているわけではありませんし、そこがちょっと悩ましいところでありました。
ところが昨日、東京都私立中学高等学校協会の定例総会に出席したところ、
協会全体でこの問題に取り組む方向であることがわかり、ほっとしました。

システムのイメージは、三輪田が持っている災害掲示板を、全都の私学に拡大したような感じです。
このシステムが完成すると、災害発生時、生徒は最寄りの私学に避難してよいことになります。
生徒を預かった学校はインターネットからこのシステムにアクセスし、
「△△学園の中学1年××さんをお預かりしています。」と連絡します。
また、安否がわからない生徒について、「どこかの学校でお世話になっていないか…」と検索することもできるそうです。
このシステムは学校単位でしか使えませんが、三輪田では安否が確認され次第、自校の災害掲示板で保護者の方にもお知らせできます。

まだまだこれから具体的な検討に入るという段階だそうですが、
もしこれができれば、通学途中にある私学の場所を頭に入れておけば、
安全に保護してもらうことができるわけです。
東京都の私立学校は地域ごとに12の支部に分かれており、
それぞれが中高協会を中心にネットワークを作っています。
このネットワークに安心・安全がさらに加われば、力強い限りです。
これから詳細を詰めていく必要はあるでしょうが、三輪田の災害掲示板と組合わせれば、かなり正確な安否確認ができると思います。

信頼と相互協力、やっぱり大切ですね。

              定期総会で頂いてきたお花を生けてみました。