高1「10年後の私」~仕事を考える~

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shin-no-michi
高校1年生は、中間考査最終日の5月25日(土)3・4時間目を使って毎年恒例の「10年後の私」講演会を行いました。
 この講演会は、高校1年生から10年目にあたる卒業生に「今」を語って頂くものです。大学を卒業し、社会人になって数年。仕事が充実しはじめた頃ではないでしょうか。社会で活躍する先輩方のお話を伺って、「10年後の私」をイメージし、将来を意識させる場となっています。今年、お話をしてくれたのは、57回生の5名です。


 横浜市立で小学校の教諭をしているAさん。社会人として4年目で、今年は6年生を受け持っています。高1の夏休みの課題だったボランティア活動で、1日保育を体験し、子どもとかかわる仕事がしたいと思うようになりました。大学3年生のとき、長い期間で子供たちの成長を見守り、手助けができる小学校の教諭を目指すようになりました。教諭の仕事は大変ですが、授業や課外活動を通して子供たちの笑顔が見られるとこの仕事を選んでよかった、と思えるそうです。今、できることは責任を持ってやっておくことが大事だ、と高1の生徒にメッセージを投げかけられていました。

 三菱東京UFJ銀行の総合職で、大企業の情報通信業界を担当しているBさん。現在はベテランの先輩とチームを組んで、お客様の融資案件等にかかわっています。もともと海外旅行が好きだったので、大学生のときにスペインに1年間留学して語学力を磨き、語学力を生かせる仕事を選んだそうです。

 東京慈恵会医科大学葛飾医療センターの小児科で、患者さんの日常生活の援助や点滴、内服の管理を行っているCさん。命を預かる仕事なので、責任感を持ってやっています。人と人との小さなかかわりが自分を成長させてくれます。高1のボランティア活動がきっかけで、人の手助けができる仕事を選んだそうです。学生時代に苦手なことにも取り組んでおくとその経験が将来の仕事に役立ちますと話してくれました。

 株式会社マイナビで、大学生3~4年生の就職支援を行っているDさん。企業と学生の仲介をしています。企業相手の場合、親身に話を聞いてくれたり、学生相手の場合、自分のアドバイスや紹介した会社が良かったと言ってもらえたとき、仕事のやりがいを感じるそうです。広くいろいろな人と関わりたい、と思ったので人材派遣会社を選びました。自分は仕事をする上で、「評価されたい、結果を出したい、勝ちたい」など感じるタイプなので、この仕事は合っていると思うと、語ってくれました。

 三井住友海上火災保険株式会社で、企業向けの自動車保険を扱っているEさん。保険内容を何でも把握し、正確に伝えることが主な業務。その分、その知識を伝えたときに「ありがとう」など感謝の言葉をもらうととても嬉しく、やりがいを感じます。勉強が好きだったので、知識を吸収する、という仕事が合いそうだと思いました。また、英語を使う機会もあるので、英語を生かせる場があることも魅力のひとつです。なぜ勉強するのか考えてほしい。自分の未来の可能性を広げるために、自分のために学んでいるということに気づいてほしい。このような講演会などで、プラスの気づきはもちろん、「こうはなりたくない、したくない」というマイナスの気づきも重要です。講演会はぜひ活用してほしい、と語ってくれました。

 講演後、質疑応答の時間をとりましたが、生徒からたくさんの質問もでて、身近な卒業生の生き方を通して、生徒たちも多くの刺激を受けたようです。57回卒業生の皆さん、ありがとうございました。