棚田見学、復活!

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たま鑑
8月1日、3年ぶりに棚田見学会を実施しました。
三輪田学園では8年ほど前から、千葉県鴨川市の大山千枚田に地理のフィールドワークに出かけていました。
大山千枚田は、東京に最も近く、日帰りで見学できる唯一の棚田。
山間地の歴史的土地利用を見学するだけでなく、
自然の中で走り回ったり、都会では経験できない農作業のお手伝いなどを経験してほしい、ということが狙いです。
中学1年生の希望車を対象とした、ちょっとしたバス旅行でした。

ところが東日本大震災おこり、万一のことを考えてこの2年ばかり中止されていました。
今でも災害が起こる危険性がなくなったわけではありませんが、
緊急告知システムや災害時掲示板など「まさかの備え」は進めてきました。
5月の連休には私自身下見に行き、関東大震災でも崩れなかった棚田の安全を再確認してきました。
そうなると、早く生徒を連れて行きたくてうずうずしてきて、
今回の見学会再開になったわけです。

参加者は生徒61名と保護者1名、教員3名の総勢65名、
2台のバスに分乗して出かけました。

学校を出発して2時間ちょっと。
目指す大山千枚田の下の畑でまず農作業のお手伝いです。
この後行う藍染めの藍葉を収穫するグループと、
綿の木に添え木をつける作業を手伝いました。

この後、バスで大山千枚田へ。
眼下に広がる美しい棚田に、思わず歓声が上がりました。

大山千枚田の特徴は、管理が大変になっている山間の田んぼを、
都会の人たちがオーナーとなって耕作している、というところ。
ですから、オーナーさんたちのための棚田倶楽部という施設があります。
ここをお借りして、お弁当を食べ、その後、午後の体験に。
午前中に摘み取った藍葉でハンカチを生葉染めするグループと、
わら細工で亀を作るグループに分かれました。
地元の方々や、大山千枚田保存会の理事長さんなどが指導に当たってくださいました。

朝は雨模様でしたが、この頃になるとびっくりするほどの晴天に。
藍の生葉染めは絞り模様を入れ、この日の空のように美しく染め上がりました。


わら細工のグループは、慣れない手つきでわらをなったり、三つ編みにしたり苦戦していましたが、できあがってみればそれぞれに表情豊かな可愛い亀。
満足そうに見せ合っていました。


自然の中にいると、心も体も解放されていくのがよくわかります。
生徒たちも、学校にいるときよりさらにパワーアップして、元気にはしゃいでいるようでした。

ようやく復活した棚田見学、三輪田オリジナルの夏休み行事として育っていってほしいと思っています。