卒業講演会、教育サロン、ついでに告知

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たま鑑
昨日、高校生全員参加の卒業記念講演会がありました。
お話頂いたのは、向井万起男先生です。

向井先生は慶應義塾大学医学部の病理診断部部長を、ついこの間までなさっていたお医者さんです。
しかし講談社エッセイ賞を受賞するほどのエッセイストでもあり、
また、奥様が日本初の女性宇宙飛行士・向井千秋さんであり、
さらに、漫画『宇宙兄弟』に登場するJAXAの茄子田理事長のモデルとしても有名な方です。
大学をご勇退なさった現在は、アメリカと日本を行き来していらっしゃるそうです。

高3生の要望で実現した講演会でしたので、皆大喜び。
講演のタイトルは『宇宙よもやま話』。

お話は、日本とアメリカの違い…
例えば、日本では海無し県は47都道府県のうち8しかないが、
アメリカでは50州のうち、海無し(land locked)州が半分以上であり、
一生海を見ない人も多数いるということ…などを紹介してくださるところから始まりました。
こういう違いが生活習慣や価値観の違いになるのですね。
「世の中の出来事を考える時に重要なのは、客観的事実」と仰いました。

続いて千秋さんの宇宙飛行の時の体験談をお話くださいました。
千秋さんは1994年と1998年の2回、宇宙に行っています。
ジョンソン宇宙センターでのトレーニングやケネディ宇宙センターでの打ち上げの様子、帰還を待つ家族の様子など、軽妙な口調でお話くださいました。
まさかの不時着に備え、宇宙飛行士は必ずNASAにパスポートを預けておく、といった話や、宇宙飛行士の家族(特に配偶者)は、帰還までジョンソン宇宙センターにいる義務があるという話など、興味深く伺いました。
千秋さんについては、「特別に能力があるというより、全てに60点以上であり、60点未満がない。しかし実はこれが宇宙飛行士としては大事なこと。」とお話くださいました。
『宇宙兄弟』誕生秘話やアメリカでの経験談も含め、あっという間の2時間でした。

講演終了後、生徒の皆さんの聞く態度がとてもよかったとお褒めの言葉を頂きました。それはもちろん、眠くなる暇もないほど楽しいお話であったからではないでしょうか。
宇宙を目指す三輪田生がこの中から生まれることを期待しています。

土曜日の今日は、中学の授業参観、午後は教育サロンでした。
水曜日も同じ内容で教育サロンを行いましたが、両日合計で100名近い保護者の皆様がご参加くださいました。
今回のテーマは『子どもがトラブルを起こしたとき、トラブルに巻き込まれたとき』。
主に生活指導上のトラブルに対する学校の対処と、ご家庭にお願いしたいことをお話ししました。

三輪田では、生活指導上のトラブルが起きた場合、担任団・生活指導委員会・職員会議が一体となってトラブル解決にあたるシステムがあります。
生徒たちが、めまぐるしく変化する社会を生き抜くために、今どんなことが必要かを考えて指導を行っています。
ご家庭と学校が足並みを揃えていくことが何より大切とお話ししました。

サロンでは毎回教員が司会となってグループ・ディスカッションをするのですが、今回はテーマが生活指導の問題だけに、教員がいない方がいいかな…と思い、お母様方に司会をお願いしました。
水曜も本日も、いつもより話が弾んだ様子で、笑い声が起こっていました。
さすが三輪田のお母様方はすばらしい!
感謝感激です。
話題は携帯やラインのことに集中していたようですが、
これは今や避けることのできない問題です。
こういう問題も、驚くほどの早さで変化していきます。
教員・親世代が対応するのもなかなか大変ですが、私たちの知識もこまめにアップグレードしながら対応しなければならない、ということだと思います。


最後に告知です。
12/7(土)18:00より、今年最後の三輪田寄席があります。
今回は春風亭小柳枝師匠が冬の噺をたっぷり聞かせてくださいます。
ご参加くださる方は、吉田までメールでお知らせください。
お待ちしています。