伝統の証

投稿日:

たま鑑
今日は、昨日に続き貴重な梅雨の晴れ間。
初夏の日差しを感じながら、着物で走り回る一日でした。
しかし、流した汗以上に充実した一日でした。

午前中は、本校主催第1回学校説明会がありました。
この時期に学校説明会をするのは初めてでしたが、多くの受験生や保護者の方がお見えになりました。
今日のスペシャルメニューは、今年の3月に卒業したばかりのOG3人と、その担任の先生とのトークセッション。
三輪田への熱い思いを語ってくれました。

説明会後、個人相談を伺っていると、あっという間に1時10分前に。
今度は慌ててアルカディア市ヶ谷の松操会総会へ走ります。
松操会は三輪田の同窓会。常時2万人近い会員(=卒業生)がいます。
「松操」の名称は校歌の2番からとったもの。
毎年1回開かれる総会では、松操会の事業報告や、会計報告などの他、
卒業30周年・50周年の方や、3月に卒業した新入会員を歓迎するビュッフェスタイルのパーティーが行われます。
私も松操会員のひとりですから、校長としてというより、卒業生としてこの会を毎年楽しみにしています。
今日の総会には200名以上の各年代のOGが集まりました。

この会で久しぶりにあった新入会員に、「先生、これ…」と渡されたものがあります。
それはなんと、小さなビーズを敷き詰めて作った校章の額でした。
高校2年の時作って、持っていたとのこと。
有り難く頂いて、校長室に飾ることにしました。


午前中の3人といい、彼女といい、三輪田が大好きな学年の人たちでしたが、「卒業してみると、三輪田の良さがさらによくわかる」といってくれます。
大学で、社会で、三輪田で学んだことが生きてくると。
それは「誠のほかに道なし」という校訓が、誠実さや協調性、自主性という形で身についているからだと思います。

私にとって、三輪田は職場でもありますが、それ以上の精神的よりどころでもあります。
年代は違えど、同じ教育環境で育った者同士。
松操会が明治時代から現代まで連綿と続いていることが、伝統校の証、と思っています。