留学生とのクロスカルチャー・プログラム

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たま鑑
今日から20日まで面接週間です。
面接週間はミワダの伝統行事?の一つ。
担任の先生と生徒が一対一で面談する時間をとります。
学年によって長さは変わりますが、10分~20分担任の先生をひとりじめ状態で、ゆっくり話を聞いてもらえます。
この期間は6月と11月の2回あります。
私は在校中、先生と話したくて、面接週間を待ち遠しく思ったものでした。
私の場合、最近読んだおもしろい本とか、今興味を持っていることを一方的に話し、先生がひたすら聞いて頷いてくれているという感じでした。
友達関係にもクラブ活動にもあまりストレスを感じずに6年過ごしてしまったからでしょうか。
面接週間は、私にとっては先生との楽しいおしゃべりの時間でした。
しかし今は、高校生は科目選択の調整なども行いますし、
高3生は受験校の具体的なアドバイスなどもあります。
社会が複雑になってきた分、生徒たちもいろいろ考えなければならないことが増え、こういう時間はますます重要になってきています。

放課後に面接する時間を捻出するため、この期間は授業が5分ずつ短縮されるのも特色の一つです。
と、いうことは、平常より放課後が長い、ということ。
今日は、この長い時間を使って、ふだんではできない企画が行われました。
法政大学に留学している外国の生徒さんをお招きして、
英語でディスカッションを行うという異文化交流の企画です。
実はこの企画昨年も実施し、生徒にはとても好評でした。
英語を母国語としている方ばかりではありませんので、
条件はそう変わらないはず。年齢もそんなに離れていません。

今日は、タイ、アメリカ、ラトビア、モロッコから5名の留学生が来てくださいました。
まず図書講義室で高2生徒からオープニングのご挨拶があり、
留学生の皆さんからもから自己紹介がありました。
その後5つ部屋に分かれてグループごとにディスカッションし、最後にまた図書講義室に集まって、グループごとにディスカッションの話題と出た意見を発表し合いました。
「尊敬する女性は」など活発に意見交換ができたようです。


終了後は談話室で茶菓のご接待。和やかに談笑していました。(英語で)
今回参加した生徒は16名。
こういう機会を、もっと増やしてきたいですね。

グローバル人材の育成が急務とされている今の教育界。
私たちは言葉はコミュニケーションの手段と考えていますが、
フランスでは「言葉は道具か、文化か」という問いが、バカロレアの論述問題として出されたそうです。
日本語は、漢字・ひらがな・カタカナの3種類の文字を持ち、おまけに空気まで読まなければならない言語ですから、使いこなすのは難しいと外国の方に言われていました。
しかし最近では「日本では、”ヤバイ”と”ドウモ”だけ知っていればどんな場面でも困らない」という話を聞き、どうなの??と思っています。
日本人の日本語の使い方がおかしくなっているということですよね。
母国語を正しく使えるということは、グローバル人材の基本条件だと思うのですが…。
言葉は道具ではありますが、必ずその言語を生み育んだ背景があるはずです。
とすれば、言葉は文化。
母国語としての日本語を正しく使って情報や感情を伝達でき、さらに英語を外国の方とのコミュニケーションの手段として使えるようになることが、グローバル人財の条件なのでは?