元道先生追悼の講演会

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たま鑑
中学入学試験が終わり、少しずつ日常の静けさを取り戻しています。
入試の最中は、朝6時半に出勤して退勤するのは8時過ぎという毎日でしたから、先週はけっこうハードでした。
それでも、受験生の皆さんやご家族のご心労を思えば、まだまだ…というかんじです。
三輪田学園とご縁ができた皆様、どうぞよろしくお願い致します。

生徒たちは入試期間の休み明けには早速テストがあり、みんな大変だったようです。
その休み明けテストの日は積雪が予想されたため、ちゃんと試験ができるかとても心配しました。
昨年までは5日が入試日でしたから、前の晩から寝られないところでしたが、校内テストなら予定変更も可能です。
いずれにしても、積雪や台風で朝から交通機関の混乱が予想されるときは、5時に起きて、タブレットで気象庁のHPを見ながらとTVの気象情報を見比べ、その日の予定を決定しなければならず、これは結構大変な作業です。
今回は木曜・金曜とも大きな混乱はなかったので、ほっとしています。

そんなこんなで先週は毎日5時に起き、日中は慌ただしく動き回り、
布団に入るとバタン、キュー…という日々を過ごしていました。
今週になりようやく少し余裕ができてきましたので、今週末には講演会を計画しています。
例年、第5回三輪田教育サロンは講演会にさせていただいています。
昨年は大葉ナナコ先生の講演を予定していましたが、大雪で中止。
今年はどうしようか…と考えていたところ、三輪田学園の2代目校長・三輪田元道先生の没後50年だということを知り、皆様と一緒に元道先生の女子教育論を学んでみるのはどうだろうか…と、私がお話しすることにさせて頂きました。
手がかりになるのは、昭和6年刊行の著書『女性黎明』です。

元道先生は私が入学する少し前にお亡くなりになったので、私自身は直接教えを受けていません。
しかし、元道先生は能書家としても有名な方で、校内のあちこちに額が掲げられており、生徒としてそのお名前や教えは何度も先生方から聞いていました。
三輪田の創立者は眞佐子先生ですから、教えの根本は眞佐子先生の精神によるものですが、女学校となってからの教育に関する実務は、すべて元道先生が中心となって取り仕切っていたといわれています。
元道先生の著作は非常に多いのですが、空襲で散逸してしまったり、ご自身が記録を残されなかったりで、今学校に残っているのは2冊しかありません。
そのうちの一つが『女性黎明』です。
大正デモクラシーの中で女性参政権獲得運動が起こり、眞佐子先生が描いていたのと少し違う女性像が生まれていた昭和初期。
元道先生は、どのようなお考えで女子教育をなさろうとしていたのか、皆さんと考えたいと思います。
当日は、前教頭の望月道子先生も来てくださいます。望月先生は三輪田のOGで、実際に元道先生の教えを受けた経験をお持ちです。
元道先生の思い出などをお伺いしたいと思います。

さて、どんな講演になるか。乞う、ご期待です。


         元道先生の書{読書心到」図書館の扉上にあります