本日臨時休校です

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たま鑑
私は江戸川区に住んでいます。
夜半、ただならぬ雷鳴と雨音で目を覚ましました。
昨日も大雨で、放課後の活動なしで生徒を帰宅させたばかり。
まさか二日続きはないよね…と慌てて気象庁のHPを見ると、その「まさか」を考えなければならない事態になっていました。
千代田区を含む都内の広域、千葉・埼玉などに大雨洪水警報が出されていたのです。

三輪田学園では通常、天候による休校や行事の中止・延期の判断は、校長・教頭が中心となって行います。
今朝も5時半に教頭と電話で話し合い、休校を決定しました。
このことはすぐにパソコン担当の先生に連絡し、HPの緊急告知と緊急メール配信をして頂いたのですが、これに気づかず登校してしまった生徒が20名近くいました。
事情を説明して急ぎ帰宅してもらいましたが、今度は無事に帰れたか心配になりました。
安全を第一に考えてこういう措置をとるわけですので、雨のひどい時などは、朝家を出る前にメールや学園HPをチェックする習慣をつけてもらうといいなと思います。

午後2時を過ぎた今では、学校の周辺は雨が上がり、雲も薄くなってきています。
それにしても、昨日今日の雨の降りようはどうでしょう。
天気図を見ると絶えず雨雲が南北に並んで発生していて、はてしない絶望的な行列を見ているようでした。
朝通勤途中で渡った荒川、中川は増水し、茶色い水が押し寄せるように流れていました。
増水した川面を見ながら、昔見た『岸辺のアルバム』というドラマを思い出しました。
幸せの象徴であるはずのマイホームが、実は家族の様々な葛藤の場であり、それが最後には多摩川の洪水によって流されてしまいます。
傾きかけた家の中から、せめて家族の思い出のアルバムだけはとってこようとする息子。
流されていく家に、家族それぞれが別れを叫ぶシーンに、胸を締め付けられるような思いでした。
多摩川の洪水のシーンは、1974年に実際に起きた洪水のニュースフィルムが使われており、毎日何本も川を渡って大学に通っていた私は愕然としました。
そして、人が自然の脅威を目前にした時に何ができるか、改めて無力感を感じたのでした。

それは東日本大震災の時にも感じたものです。
20世紀の科学は自然を征服するものであったとするなら、21世紀の科学は自然と共存するためのものであってほしいと思っています。


                     雨は止んでいますが…