アメリカンセンターでのディスカッション

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たま鑑
三輪田学園では今、グローバル化に対応する教育の準備をどんどん進めています。
少し前までは、安全面から学校としての海外留学の取り組みには慎重だった本校ですが、このグローバル化に対応して、安全面を担保しつつ、世界で学ぶことを考える時期がきたと感じています。
今年スタートしたカナダ研修はその第一歩ですが、それだけで終わらせてしまうのではなく、国内でも、海外でもグローバルに学ぶ授業ができるようにしていきたいと考えています。

ところで、本校は東京女子教育懇話会という、東京の私立伝統校で組織するグループの会員です。
この会には90校ほどの女子校や共学校が加盟していますが、年間を通じて会員校同士の交流や情報交換、勉強会、見学会などを行っています。
11月7日、この会の先生方とアメリカン・センターにお邪魔し、ライアン国務次官補(教育・文化担当)、キャリントン公使にお会いして、日米の女子教育についてディスカッションする機会を持つことができました。

お二人ともとても素敵な女性で、仕事もバリバリこなし、家庭も両立させていらっしゃるキャリアの方々です。
こういうポジションで女性がバリバリ働ける社会、羨ましく感じました。日本はまだここまでいってないのでは…?
ライアン国務次官補は女子校のご出身だそうです。
ご自身の中高時代を振り返って、「自由にのびのび過ごすことができた」「何でも自分でやろうという態度が身についた」と話していらっしゃいました。
やはり、国は違えど女子校で過ごす醍醐味、教育効果は抜群!

ディスカッションでは、日本の女子教育の現状や今後の展望、グローバルに対応する教育の促進などについて話し合いました。
2015年の日本の女子の大学進学率は47.4%にすぎず、OECDの平均よりまだまだ低い現状です。
しかし東京においては72.1%と、男子とほとんど変わらない進学率になってきています。
少子高齢化が加速する日本では、これからますます女性の労働力が必要になってくるはず。
専門機関や高等教育を受ける女性が増えることで、今後の日本の社会に新しい展望がひらけるのでは?と思っているのですが。

この時出た話題でちょっと面白かったのは、「レディー ファースト」というマナーは、どこで教えられるのか?という同行した他校の副校長先生からの質問でした。
残念ながら、日本でこの習慣が定着しているとはお世辞にもいえないと思いますが、
欧米の家庭ではごく普通のこととして教えるまでもなく子どもにしみこんでいくとのこと。
今後グローバル化する社会に対応するには、こんな所も変えて行かなくてはいけないのでは?と思いました。

同時通訳が付いてのディスカッションでいたので、英語が心許ない私でも安心して参加できました。
来週はアイルランド大使館でアン・バリントン大使にお会いします。
ああ、もっと英語を勉強しなくちゃ!!



中央左がキャリントン公使、右がライアン国務次官補
キャリントン公使の隣の着物が私です。う~ん、小さい……。