うに元気?

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たま鑑
怒濤の2月ももう半ば過ぎ。
毎年のことなのですが、入学者の確定作業と校内のことを同時進行していくので、とにかく忙しいのです。
年々が余裕なくなっている自分が情けない…。

とはいえ、入試関連のことはなんとか一段落し、
いまのところ、177名の新入生を迎えることになっています。
入学式の時の、期待に満ちたキラキラした新入生の笑顔を楽しみに、
新学期の準備を進めていきます。

さて、私がばたばたしている間にも、さまざまな行事があり、生徒たちも活発に活動しています。
私も、忙しい忙しいといいながらも、今週は高1で各クラス2時間ずつ授業をさせてもらいました。
私は日本史の教員なので、今後歴史の授業を受けることのない理系の人にも知ってほしいことを、「歴史から学ぶ」というテーマで授業しています。
私は3月10日生まれ。
私が生まれた10年ちょっと前、深夜から明け方にかけて東京大空襲があり、一晩で10万人以上の方が亡くなった日です。
私はこの時の体験を父から聞かされており、
歴史から学ぶべき最大のことは、「戦争を繰り返さないこと」だと考えています。
そのためには「なぜ日本は戦争への道を選んだか」を様々な角度から考えてほしい。
今回の授業は、そのためのアクティブ・ラーニングです。

私が簡単な日本近代史の流れのレクチャーしたあと、まず8つのグループに分かれてディスカッションをします。
2グループに1つずつ話し合いのテーマが与えられており、このグループがスペシャリスト・チームとして、ワークシートに意見をまとめていきます。
A1,2グループは軍隊から、B1,2グループは政府や政党から、C1,2グループは財界の動きから、D1,2グループはマスコミや大衆の動きから、なぜ戦争の道を選んだかを考えます。

次に各テーマの代表2人ずつが集まって、グループを新しく結成し、
スペシャリスト・チームで話し合った内容を統合して、最終的な結論を導き出す、という方法で行いました。

グループ毎に渡されたipadを使ったり、世界史の教科書や参考資料をひっくり返したりしながら、生徒はみな真剣そのもの。
この授業で傍観者になることは許されませんから、全員が頭を使って、また友だちと情報共有しながら、結論をまとめていきます。
2時間の授業後のアンケートでは、「短時間で意見をまとめるのは大変だったが、友だちと協力してできて良かった」「いつもより集中して授業に参加できた」という感想が聞かれました。



2/13に行われた教育サロンの『風は生きよという』上映会も素晴らしいものでした。
映画の内容は以前ブログにも書きましたが、上映後のトークショーにおいでくださった海老原さんのお話が素晴らしく、
社会環境が整えば「障害」はなくなるのだと実感しました。
当日保護者の方が70名近く、生徒も10名ほど参加してくれましたが、もっと多くの生徒の皆さんに、海老原さんのお話を聞いてほしいです。


さて今日は、高2の生物選択の生徒に誘われて、ウニの赤ちゃんの観察に行きました。
水曜日に受精させたウニが分裂し、今日はしっかりプルテウス幼生に。

とても元気なウニの赤ちゃんです。
受精させるところから手がけた生徒たちはウニの赤ちゃんを「うちの子、かわいいでしょ??」と親バカぶりを発揮。
これから「ウニ元基」という形に変身するのだそうですが、成長する我が子を見守る気分になっているようです。
ウニの実験は毎年やっているのですが、生徒たちは実験が大好きです。
今年の高2は理系の生徒が多く、ウニの赤ちゃん以上に元気に、実験を楽しんでいます。