ひまわりのように、たんぽぽのように

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shin-no-michi
改めて、黄色学年のみなさんご卒業おめでとうございます。三輪田での6年間を全うしましたね。そんな皆さんに贈る、最後の進路ブログです。

卒業式で校長先生の式辞にあった言葉が何となく心に残っています。
黄色というイメージカラーから真っ先に思い浮かべる花といえば、やはりひまわりでしょう。太陽に向かってまっすぐに育ち、灼熱の暑さにも乾きにも負けず大輪の花として咲き誇る。同時に、数多くの仲間とともにいちめんの花畑となって観る者を魅了する……。運動会での高3ダンスはまさにそんなイメージを体現していました。
ただ、163名の卒業生全員が「ひまわり」なわけないですよね。校長先生のおっしゃった通り、「たんぽぽ」のような人の方がむしろ多い学年だったように思います。
 式辞にもありましたが、見た目の可憐さとは裏腹にアスファルトの隙間にすら自生するほどの強い生命力を持つのがたんぽぽ。ひまわりのような派手さはありませんが、大地にしっかりと根を張り、たくましく生き抜く力強さを持っています。

不思議なものですね。「名は体を表す」といいますが、学年色は何となくですがその学年の「色」を作っていくように思います。黄色学年の皆さんは、一つ上の緑とも一つ下の青とも微妙に異なる独自のカラーを持つ集団になりました(もちろん、「三輪田」という共通のカラーを持っているのが前提ですが)。
入社したばかりの若者を突然社長に据えるとどうなるか。当初は落ち着かず「らしくない」態度を取ってしまう彼も、次第にその立場にふさわしい立ち居振る舞いを身につけるようになります。いわゆる「地位が人を作る」というやつです。学年色にもそれに近い効果があるのかも……なんて、考えすぎでしょうかね。

みなさんが4月から進む進路は自らが選びとったもの。しかし、それとは別に「与えられた条件」もあります。生まれた家や住んでいる場所もそうですが、入学式で隣に座る人、入学後に決められる語学のクラス、サークル活動やバイト先で出会う先輩や仲間など、自分では決められないことってたくさんあります。そういう条件についてとやかく言っても変わるものではありません。その条件を最大限に生かせるような生き方をする方が、文句を言うより生産的ですよね。

学年色もそんな「与えられた条件」の一つでしょう。当初は「そういうもの?」と思っていたかもしれませんが、その「属性」は6年間で確実に皆さんに身に付いていると思いますよ。正直、黄色学年なんて卒業後は三輪田に来ないと耳にしなくなるとは思いますが、どうぞ「ひまわり」のように、あるいは「たんぽぽ」のように充実した日を過ごしてほしいと願っています。