新学期、始まる

投稿日:

たま鑑
9月5日、新学期が始まりました。
あっという間に一週間がたち、ようやく夏休みボケから脱却できました。

2学期に入り、新しくなったこと。
まずはクリエイティブ・ルームです。
クリエイティブ・ルーム1はPCが使える教室。
Mac Bookがひとり1台。
Macはマウスがなかったり、今までのウィンドウズと操作が違うところがあるので、ちょっと使い勝手が違うかもしれません。
しかし使い方さえ覚えれば、今まで以上にスムーズにクリエイティブな作業が行えます。

クリエイティブ・ルーム2はおもに英語の授業などに使います。
大型の電子黒板機能を持つBigPadが2台と、可動式机椅子で、
ペアワーク、グループワーク、ディベート、ティスカッションと、授業の形態に合わせてフォーメーションを変えることができます。
より実践的に英語学習ができそうですね。

また、旧PC教室にあったデスクトップ型パソコンを、談話室や各階のホワイエなど校内あちこちに自由に使えるように設置しました。
WiFi環境も1学期よりずっとよくなりましたから、授業でipadを使うときも、より使いやすくなりました。

…などなど、夏休み中はパソコンが使いにくい状況で、高2のプログラム部門の実行委員さんや生徒会の皆さんにはご迷惑をお掛けしましたが、2学期からはよりよい環境で勉強や作業ができると思います。
情報の授業の中ではプログラミングも始まるとか。
すごいなあ…。

さて、もう一つの変わった点は、玄関周りが整備されたこと。
特に1F青階段の所は、掲示板と物置になっていましたが、
そこをきれいに片付けて、小さな銅像が置いてあります。
これは、三輪田学園の2代目校長の三輪田元道先生と、奥様の繁子先生の像です。



元道先生は、眞佐子先生の後継者として、三輪田学園を発展させた方です。
私が入学する少し前にお亡くなりになっていたので、直接お話を伺う機会はありませんでしたが、『女性黎明』などの著作を読むと、その教えを知ることができます。
大正デモクラシーの中で、女性の自立や男女の役割分担など、当時としては驚くほど進歩的な考えを述べられています。
日本が戦争に向かう時代、
そして戦争に突入し、女学生も戦争に協力しなければならなかった時代。
空襲で校舎が焼け落ち、焼け跡からの学校の復興。
戦後の新憲法と教育基本法の中で、中学・高校としての新たな出発。
大変な時代を校長・理事長として過ごされました。
現在の三輪田があるのは、元道先生のお力が大きいのです。
奥様の繁子先生は副校長なども務められましたが、元々はお医者さんで、まさに自立した女性の象徴のような方だったそうです。

この銅像は旧校舎の時代から、お客様を接待する応接室に飾ってありましたが、
生徒の皆さんにもぜひ知ってもらいたいと思い、130周年に入った今年、玄関にディスプレイすることになりました。
小さな像ですが、晩年のご夫妻の和やかなご様子がしのばれる像です。
眞佐子先生の銅像と同じく、生徒の皆さんの成長を見守ってくださるでしょう。