進路を考える秋(高1)

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shin-no-michi
本校では例年、2学期中間考査の最終日に高1・高2の次年度選択説明会を行っています。高1は文理選択、高2は受験に向けた科目選択の話が中心です。

普段は週に2~3名しか訪れてくれない(涙)進路指導室オフィス・アワーも、この時期だけは盛況となります。今年度は、別室で私が会議中なのに「相談したい」と部屋をノックする追い詰められた生徒まで現れました(^ ^;)

一貫校の生徒にとって、高1秋の文理選択は大人が思う以上に大変です。なぜなら、それは、本人にとって人生最初の進路選択だからです。公立中学の生徒は、高校受験の際に否応なく自分の将来について考えますが、一貫校の生徒はそこで悩むことはありません。代わりに、1年後のこの時期に行われる文理選択が大きな意味を持つというわけです。

ただ、長く進路に関わり続けて思う事があります。確かに様々な条件を考えて悩むのは当然ですが、最終的な決め手は本人の中にしかないということです。

なるほど、医師や弁護士になるためには高い学力が要求されます。現時点で平均程度の成績しかない人がそういう進路をめざすのは、客観的には無謀と言えるでしょう。しかし、本当にその選択が「本気の本気」なら、決してまちがってはいないのです。そういう選択を貫き、自らの将来を切り開いた卒業生を何人も見てきました。
(ただし「本気の本気」なら、です。表面的な憧れだけで到達できるほど、医学部合格も司法試験合格も甘いものではありません)

他者(親・先生・先輩etc...)の意見は大いに参考にするべきです。しかし最後に決めるのは自分。自分自身の中にある思いをじっくり見極めて決めたことはそうそうぶれるものではありません。もちろん高いハードルを課すことは、それに応じた高いレベルの努力が要求されますが。

願わくば、今年度の高1もそういう前向きな選択ができますように。


……私自身も前向きにブログを更新しないとね。