進路を考える秋(高2)

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shin-no-michi
面接週間が続いています。中学ではクラスやクラブの話題が中心でしょうが、高校生の方は進路に関する話になっていることと思います。
自身で初めての進路選択、という意味では高1の方が重いのですが、1年後の受験をふまえ、志望校のレベルで考えなければならない高2の科目選択は極めて「リアル」です。

特に理系は、ある程度志望系統が決まっていないと数学・理科でさえ選択することができません。文系はそこまでではありませんが、漢文を選択するかどうかは人文科学系か社会科学系か、或いはチャレンジする大学の難易度で変わってきます。悩みどころですね。

まあ、言いかえれば「希望進路が決まっていれば、選択科目も自然に決まる」わけです。そして選択がきまれば、より早くその教科(科目)の学習に取り組めます。ベネッセの調査でも志望校の決定時期と学力との間に相関関係があるという結果が出ていますが、このような選択科目の事情一つとっても納得がいきます。

ただ、「じゃあ、決まってない私はダメダメ?」とは思わないで下さい。進路意識の成熟度に個人差があるのは当然ですし、無理に決めた進路(特に親の意向で決まった進路)から良い結果が出ることはまずありませんから。

大事なのは「進路の問題を先送りにせず、しっかり考え続ける」ことです。いわゆる難関大に進学した生徒の志望が、みんなしっかり固まっていたわけではありません。「自分が一番やりたいことを探すために、入学時に細かく区分されない大学に行きたい」というのも志望動機になり得ます(ちなみにその最たる大学が東京大学であり、私学でも慶應や早稲田の文学部では、学科を決めるのは入学後の秋になります)。

ごまかさずに真摯に自己の将来と向き合うこと。言うほど簡単なことではありませんが、それができる人ほど、納得のいく受験をできているように思います。高2のみなさんには「決める」ことと同時に、「真剣に考える」ことを重視してほしいものです。