瞳を閉じればあなたが

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shin-no-michi
68回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。ミワダ的きっちりかっちりから解放された気分はいかがでしょうか(笑)。髪の色とか爪の長さとか眉の形とか、まあ、いろいろありますよね。

冗談はさておき、卒業式には感動しました。Gさんの答辞、「3月9日」の合唱、皆さんとつき合ってきた中2からの5年間を思い起こさずにはいられませんでした。
なにしろ中2の音楽会(合唱コンクール)は、旧2年い組担任にとっても忘れがたい思い出(もしくはトラウマ)ですから。それが答辞の初っ端に来た時点で半分涙目になってしまいました(まあ、そこだけで後はリカバーしましたけどね)。
あの、「学年1位1クラス+同率2位2クラスもあり」という発表形式(つまり、1クラスは「最下位」)はあの年度以来改正され、必ず2位は単独で選ぶようになりました。だからといって「最下位」の烙印を押された2012年度2年い組が救われるわれではありませんけど。
といいつつも、あの時のことが本当にトラウマだったとは思っていません、当然ですが。そういう体験も含めて、皆さんの成長につながったのだと思っています。今なら、入賞した側の微妙な心情(「もちろんうれしいんだけど…なんかねえ」)も理解できます。

「3月9日」。ほんとはこの歌、結婚式ソングなんですよね。実際、歌詞をよく聴き込んでみると、結ばれる男女二人への応援歌なのだと分かります。
でもまあ、それはそれ。強烈なサビのメロディもなく全体にスローテンポなあの曲を、よく歌いきったなあというのが正直な感想(感動)です。

これから皆さんが進む道は平坦ではないと思います。日本という国自体もそうですが、特に若い世代にとって、これからの世界は一筋縄では対応できません。居心地のいい狭いコミュニティの中に留まり続けていたらすぐにガラパゴス化してしまい、気がついたら社会から取り残されてしまう……。そんな時代がもう来ているのです。
しかし、逆説的ですがそういう時代だからこそ、三輪田学園で皆さんの培ったさまざまなアビリティ(能力)がものをいうはずです。すなわち共感力・対話力・調整力etc...。

68回卒業生の皆さん。次の舞台(next stage)を楽しんで下さい。そして鮮やかなblueでその舞台も染め上げてしまいましょう。でも、ちょっと疲れた時なんかがあったら、外濠公園のその先までちょっと散歩してはいかがでしょう。そこにはきっと、皆さんの勇姿を瞳の奥に焼き付け、皆さんの後輩と「格闘」している懐かしい人がいますよ。