中3広島修学旅行

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MIWADA TOPICS
 6月3日から6日まで中学3年生は広島へ修学旅行に行きました。

 広島平和記念資料館(東館)内は、日本人はもちろんのこと、外国人もたくさん訪れています。折免滋くんのお弁当など、ここに展示されている資料の一つひとつからは、8月6日に亡くなられた方の最期の様子をしのぶことができます。昨年来館されたオバマ前アメリカ合衆国大統領の折り鶴も展示されていました。
        
  

  

 

 被爆された方から班ごとに証言を伺います。生徒たちの感想からは、お話が心に深く刻まれた様子が伺えます。
 「戦争や核兵器のもたらす悲惨さを分かっていれば、戦争をしてはいけないと思える、というお言葉が特に心に残っています。また「知らない」ということがどれだけ恐ろしいことなのかを実感しました。」「原爆の悲惨さ、被爆者の苦しみが分かり、核兵器はもう二度と使ってはならないし、戦争のない世界になるように私たちが考えていかなければならないと強く感じました。あらためて平和であることのありがたさが分かり、今をもっと大切にして生きていこうと思いました。」「戦争を知らない私たちの世代だからこそ学ぶべきこと、伝承しなければならないことがあると思います。戦争は絶対にしてはいけないと心に誓って生きていこうと思いました。」

  

  

  

 爆心に最も近い袋町小学校を訪問しました。校舎の一部は鉄筋コンクリートでできていたために原爆投下後も残り、真っ黒に煤けたコンクリートの壁にはチョークで書かれた住民や生徒の安否情報がしるされた「伝言文字が記録されている壁」がいまも当時の様子を伝えています。

  

  

 2日目の午後は、平和記念公園内の碑巡りをしました。この辺りは、当時、街の中心地で、住宅や商店・旅館などが軒を連ねていました。原爆投下のその日、建物疎開のために働いていた多くの子どもたちが犠牲になりました。
 ここには、原爆戦没者慰霊碑、原爆供養塔、原爆の子の像をはじめ、さまざまな学校の児童・生徒の慰霊碑、住民の慰霊碑などが建立されています。一つひとつの碑から生徒たちはどのようなメッセージを聴き取ったでしょうか。

 夕食後にはピースキャンドルの絵付け作業を行いました。生徒たちは思い思いの言葉や絵で平和を訴えました。原爆ドーム前でのピースキャンドルセレモニーでは、ろうそくの明かりの下での黙祷、三輪田学園平和宣言と印象に残るセレモニーが行われました。このキャンドルは8月6日夜に、原爆ドーム前で行われるピースキャンドルセレモニーの際にも飾られます。

  

 昨日(6月4日)8つのグループに分かれて伺った被爆体験のお話をまとめ、報告し、証言を共有するのが報告会です。発表者も聞く側も皆、真剣そのものです。

  

 報告会の後は、バスとフェリーで宮島に移動しました。
 最初に訪れた厳島神社では、クラス写真を撮ったり、おみくじを引いたり、お守りを買ったり…。好天に恵まれ、大鳥居の近くまで歩いて行くことも出来ました。

 ロープウェイに乗って弥山の獅子岩展望台へ。瀬戸内海の海の青さ、山の緑が美しい。
 みやじマリン(宮島水族館)では様々な海の生き物とふれあいました。心癒やされるひととき。五重塔・千畳閣・厳島神社宝物館なども巡りました。
 その後は広島に戻り、広島文化交流会館でビュッフェスタイルの夕食を楽しみました。

  

  

  

 

 最終日の朝食後、帰京準備をし、宿の近くにある本川小学校を見学。館内には、原爆により溶けた瓦やガラスなどの資料が展示してありました。一瞬にして物も人の命もすべてを破壊し尽くした原爆の恐ろしさを目に焼き付けました。

 広島城と広島美術館の2つのグループに分かれ、広島での最後の時間をめいめい楽しみました。
 3泊4日の修学旅行は、学びが多く、友情も深められ、実り多い修学旅行になったようです。