早稲田大学に行ってきました

投稿日:

shin-no-michi
申し訳ありません。3ヶ月ぶりです。
これからはもう少しまめに更新していかないと……

それはさておき、先日の6月21日(水)に早稲田大学に行ってきました。

「早稲田大学教育に関する情報交換会」という会があったのです。
ちょっと大仰なタイトルですが、簡単にいうと「大学説明会にプラスして高校現場の声を大学側が聞く会」といったところです。

言うまでもなく早稲田大学は私学の雄であり、その動向は多大な影響力を持ちます(高校にも、他の大学にも)。
近年は入試改革にも積極的で、昨年度の英語外部試験利用入試の導入に続き、2018年度も「新思考入試」という新しいタイプのAO入試(と言っていいのでしょうね)が導入されることになっています。

【参考】早稲田大学公式サイト・新思考入試

若干名の募集ということで、全体に大きな影響を及ぼすことは「まだ」ないと思われます。ただ注意したいのが、こういった入試改革が2020年度以降の新しい入試制度を先取りしていることです。

2020年度からの入試に関しては、共通テスト(仮称)の記述問題や英語の外部試験利用が大きく取りあげられています。それはそれで重要ですが、注目したいのは推薦・AO・一般の区分に関する変更です。具体的には、生徒を多面的に評価するため、推薦・AOにも学力を測るテストを入れる、逆に一般受験でも学力以外の人物評価を取り入れるというものです。
もちろん区分を完全になくすわけではありません。ただ、事実上「学力不問」だった推薦・AOでも一定の学力が問われ、ペーパーテストによる学力勝負だった一般入試でも調査書や志望理由書が合否にそれなりに関わってくる……。そんな時代が確実に近づいています。

早稲田の「新思考入試」はこの考え方をふまえたものだと私は感じています。むろん、文科省の指導と言うことではなく、早稲田として学生のダイバシティ(多様性)を考えてのことでしょう。一定の学力を担保しつつ、ペーパーテストだけでは測れない力を持つ学生を求める。東大の推薦入試やお茶の水女子の新フンボルト入試なども同様の狙いがあるのだと思われます。
ちなみに早稲田では開学150周年(2034年)をめどに、一般入試の比率を入試全体の4割程度にしていくとのこと。まだまだ先の話ではありますが、私たち中学・高校教員も発想を変えていく必要がありそうです。