中1合宿 1年ろ組

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たま鑑

今日はろ組の合宿2日目。
追分宿周辺散歩に出かけました。
寮から15分ほど歩くと、旧中山道追分宿に到着します。
ここは中山道の江戸から20番目の宿場町。
大名が泊まる本陣や脇本陣もあり、江戸時代はたいそう賑わっていたそうです。

まず、街道の外れにある一里塚を見学し、続いて宿場の入り口にある常夜灯を見学。寛政元年の年号が入っています。足下には建立に関わった人名が刻まれており、その人数からも追分宿にどれほどたくさんの宿屋や茶店、商店があったかがわかります。

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常夜灯の前で

隣の追分公園には芭蕉の句碑があります。
 吹き飛ばす 石も浅間の 野分かな
更科紀行にある句で、芭蕉がこの付近に来て詠んだとか。


その後、追分宿郷土館で学芸員の方からお話を伺い、今度は堀辰雄文学記念館へ。
数年前、宮崎駿監督のアニメ『風立ちぬ』がヒットしましたが、
その元ネタともいえる小説を描いたのが堀辰雄です。
辰雄は晩年を追分で過ごし、その終焉の家が現在文学記念館となっています。

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追分宿郷土館で集合写真

この後まっすぐ進んでいくと、泉洞寺という禅寺があり、
この寺の境内の外れに歯痛地蔵と呼ばれるかわいらしい石仏があります。
堀辰雄の晩年の散歩コースに入っていたらしく、エッセイにも登場します。
長い年月の間にお顔や指などの細部は削られていますが、立て膝に肘をついて頬を押さえる仕草がなんとも愛らしく、思わず笑みがこぼれます。

この後、中山道と北国街道の分岐点にあたる分去れへ。

さらしなは右、みよしのは左にて、月と花とを 追分の宿

分岐点なので三角形の地形。
そのまま保存されているので、江戸時代の旅人の姿を思い描くことができる場所ですが、現在はその左右に分かれていく道の交通量がものすごい。
関西へ向かう中山道(国道18号線)にはトラックがビュンビュン行き交い、そこへ三ツ石方面からやってくる車が合流、と言った具合で、
江戸時代も現在も交通の要衝のようです。

宿場の入り口にあり、往事の面影を残す枡形茶屋や、本陣、脇本陣の跡を見ながら、昼前に寮に戻りました。