雪の朝

投稿日:

たま鑑

昨日から東京は大雪。

久しぶりの大雪で、生徒も先生も放課後の活動は無しにして、早めに帰宅しました。

私の住んでいる地域は海に近く、東京でも比較的温かいところですが、それでも今朝は庭に雪が10センチ以上積もっていました。どこからか、雪かきをするスコップのカラカラという音が聞こえていました。

昨日は窓から降り積もる雪を見ながら、宮澤賢治の「永訣の朝」を思い出していました。

ちょうど、芥川賞を受賞した若竹千佐子さんの「おら おらで ひとりいぐも」 を読みたいと思っていて、このタイトルが永訣の歌の中の印象的なフレーズだったからです。

雪国の重苦しい雪空。 その彼方へ、妹の魂が吸い取られていくような。

しかし、都会の雪の朝はそんな重苦しさはなく、スコップの音と子どもたちの歓声で満ちていました。

校庭では早くから登校したバスケ部の生徒が、「みんなが通れるように」とせっせと雪かきをしてくれていました。

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始業を遅らせたので、通常時間に登校した生徒たちがかまくらや雪だるまをつくってはしゃいでいます。

陽が差してきました。

明日には雪も消えて、日常が戻ってくることでしょう。

都会の雪は、やっぱり非日常にすぎないのです。