教育サロン講演会「ディズニーリゾートの基本理念」

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たま鑑

本日の教育サロンは本年度最終回。

毎年締めは講演会となっていますが、今年は「ディズニーリゾートの基本理念」をテーマに、(株)東京オリエンタルランドの徳田祐一郎様にお話しいただきました。

東京ディズニーランドは今年で創立35周年。アメリカ以外にできた最初のディズニーランドだそうです。

私も子どもが小さい頃は、しばしば出かけて行き、子どもだけでなく私自身も楽しんだものでした。

子どもが大きくなって一緒に遊んでくれなくなってから、めっきり足が遠のいていますが、それでもディズニーランドで子どもたちと過ごした時間は、忘れられない思い出となっています。

子どもたちの「また来ようね」とう笑顔。「そうね、いつにしようか」とカレンダーに印をつける私。

こういう光景は、ディズニーランドを訪れたどこのご家庭でも見られるのではないでしょうか。

その原因は一体何だろう? ただ単にアトラクションが面白いとか、グッズが可愛いとかではなく、そこで過ごしていることが心地よい。そんな場所だからではないでしょうか。

今日の講演では、そのヒミツがわかったような気がしました。ポイントはホスピタリティだったのです。

ディズニーリゾートでは、私たち来園者は「ゲスト」、スタッフは「キャスト」。

ゲストがアトラクションを楽しむ場は「オンステージ」なので、バックステージからキャストがオンステージに出る際は、服装チェックや気持の入れ換えを意識的におこなうとのこと。

年間3,000万人を越すゲストを迎えるために、ランドとシー合わせて2万人近いキャストが26職種を分担していますが、全てのキャストが共通の目標とゴールを持っているそうです。

共通のゴールとは「全てのゲストにハピネスを提供する」こと。

ゴールを達成するために、Safety(安全)・Courtesy(礼儀正しさ)・Show(ショー)・Efficiency(効率)の4つの行動基準があり、この行動基準をキャスト全員が共有し、絶対に優先順位を変えないそうです。

ゲストのハピネスを実現するために最優先するのは「安全」。一見当たり前のようですが、これは企業としてはすごいことだと思います。ここら辺がディズニーランドのホスピタリティのカギなのでしょう。

しかし学校でも、家庭でも、この順番は重要だと思います。

効率第一ではやはり他の3つにいびつな部分が出てきそう。

学校は学びの場所として「安全」であるという前提を絶対にくずしたくないと思います。

生徒は主体的に楽しみながら学べ、教員は生徒の成長を支える。そういう意味では学校にとって、生徒はゲストで先生はキャスト。

ディズニーリゾート同様、学校が「夢かなう場所」であることが理想だなと思いました。