還暦祝賀会...

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たま鑑

3月10日は私の誕生日。

この日は東京大空襲のあった日で、この日のことを父からよく聞かされていました。

この時父は15歳。両国にある中学に通っていましたが、幸い自宅付近まで延焼しなかったために、難を逃れたと話していました。

その翌日、学校に行こうとして途中途中で見た光景を、父は克明に話してくれました。

そういう日に生まれたのだから、平和の有り難さを一番感じている人であるべきだと。

実はこのことが、私が歴史の教員になろうと思ったきっかけのひとつでもあります。

そんなこともあり、子どもの頃から、誕生日は手放しでお祝いムードになってはいけない、といつも思っていました。

ところが、今年は節目の年。自分でもビックリですが、還暦になる誕生日です。

このことをかつての教え子達が思い出してくれて、「珠美先生、還暦パーティーやりましょう!」といってくれました。

46回卒業生は私にとっては初めて卒業させた学年で、トラブルもあったり、思い出の多い学年でした。

卒業間際に阪神淡路大震災があり、おまけに卒業式の日は地下鉄サリン事件。

それでも卒業後、一番まめに近況を知らせてくれる学年でもあります。

皆、もう40歳台になって、子育てや仕事で充実した時間を過ごしています。

そんな彼女達が一昨日、還暦祝賀会を開いてくれました。感謝感激、まさに教師冥利に尽きるというかんじです。

地方に住んでいるのにわざわざ来てくれた人もいて、一人一人の近況を聞きながら、とても楽しい時間を過ごしました。

パーティーにこれなかった人もたくさんコメントをくださり、それをきれいに色紙に編集して頂きました。

私も彼女達も同じ学校で同じ経験を共有した仲間。

三輪田だからこそ味わえた濃厚な時間が、人生の土台にあります。

一人一人の笑顔を見ながら、中高時代に良質の時間を共有することの大切さを改めて感じました。