女子校の理科

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たま鑑

2学期が始まってバタバタしている間にあっという間に9月も最終週に。

今週末の三輪田祭に向けて、生徒は準備に余念がありません。

私が顧問をしている外濠フレンズも、高2中心にせっせと準備を進めています。

先週の土曜日、生徒5人と一緒に、神楽坂や外濠の昔を知る履物屋さんの御主人にインタビューに行きました。

これから記事にまとめるそうですが、どうなるでしょうか。三輪田祭をお楽しみに。

昨年の外濠の発表は、どちらかというと外濠の歴史的景観としての役割を中心に研究していましたが、

今年の生徒たちは都市環境の一部という切り口でアプローチしています。

4月の水上調査から始まり、積極的に濠の水を(内緒で)取ってきて、簡易キットで水質検査をしたり、

都市空間の中で水辺が与える冷却効果を実証するために打ち水を計画したり、

自分たちなりに科学的なアプローチを試みています。

生物の先生に御協力頂き、顕微鏡やパレットなどをお借りして、濠の微生物を特定していましたが

授業で顕微鏡を使い慣れているので、理系の生徒でなくてもさっさとできる。

この辺が見ていて素晴らしいなと思いました。

生物の先生と言えば、先日とても可愛らしいものが職員室の机に置いてあったので、

「これはなんですか?」と伺ったところ、「バクテリオファージの模型です。」とのこと。

え、ビーズのアクセサリーではないの?? 

高校1年の生物基礎の授業で、感染・増殖の機構、生命現象を理解するために、細菌を宿主として増殖するバクテリオファージを学ぶのだそうです。

もちろん肉眼で見えるサイズではないので、こういう模型を使うと、生徒たちの反応は「かわいい!」

DNAの螺旋構造なども自分たちで模型を作って、「なるほど!」 これでしっかり理解が定着です。

女子には女子の、興味関心の喚起のしかたがあるのです。

女子の学習には具体性が大事。見たもの、触ったもの、経験したことの定着率はとても高いのです。

こういうところから理科に興味を持ち、Society5.0を生き抜く力が付いていくのではないでしょうか。

それにしても、先生の工夫に脱帽です。