中1対象講演会 『平和への、はじめの一歩』

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MIWADA TOPICS

 11月9日(金)、平和教育の一環として中学1年生対象の講演会が開かれました。

 毎年講演をお願いしている清水俊弘先生は、アジア・アフリカなどで「地域開発」、紛争地での「人道支援」、現場の声をもとに政府や国際社会に働きかける「政策提言」を行う「日本国際ボランティアセンター(JVC)」で理事を務め、ご自身もタイ・カンボジア国境の難民キャンプでの調整やカンボジア国内の復興支援活動に携わっていらした経歴をお持ちです。

 今回の講演のタイトルは『平和への、はじめの一歩』でした。世界には非戦闘員が多数被害にあうような紛争がまだたくさんありますが、私たちがそのような国際情勢や他国のことを知る情報源については先入観を持たないことが大切であることをお話下さいました。
 実際に日本の子どもを北朝鮮の学校に訪問させ、個人レベルで北朝鮮や韓国の子ども達と交流をさせている映像を見た中学1年生は、北朝鮮の子どもたちも自分たちと何ら変わらないこと、先入観で北朝鮮という国をとらえていたかもしれないことに気づきました。
 「自分の判断がどんな結果につながるのかを想像する力」、「自分の行動が人を(幸せ・不幸)にするのかを想像する力」、「小さな声、声なき声に耳を傾ける心」が大切であるというメッセージにはたくさんの想いがこめられていました。最後まで真剣に耳を傾けていた中学1年生は、「人の命、幸福を大切にする想像力はやがて戦いではない解決手段を生み出す」というメッセージをしっかりと胸に刻んだことでしょう。

中学1年生の感想の一部をご紹介します。
・日本の子どもたちが韓国や北朝鮮の子どもたちと交流していると知ったときは、驚いた。特に、北朝鮮とはミサイルなどで問題があったので交流をしているのはすごいと感じた。国と国がつながることができなくても、人と人がつながることができるのは、映像を見て実感した。そして手紙を送り合っているのはおたがいを知ろうとする心の表れで、いいなと思った。私も、平和への一歩を自分で考えてみたい。
・私は戦争なんて経験していないし、正直、自分には関係ないと思っていました。でも、今日の話を聞いて、アフガニスタンでは1年でテロにより、子どもが560人も命を落としていることを知り、とてもびっくりしました。そんなにも命がなくなっているのに「どうして戦争はなくならないんだろう?」、「なぜ戦争という手段があるのだろう?」と思いました。私は戦争の対策として「テロ」を起こすというのは、清水さんと同じで、絶対に選んではいけない手段だと思うから、他の解決手段を自分も含めて考えていかなければならないと思いました。

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