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【中1】哲学対話を実践しました!

MIWADA TOPICS

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10月28日(金)5,6限に、中学1年生は、哲学対話を行いました。夏休みにも哲学対話を有志で行い、中学1年生は60名以上の生徒が参加しました。

前半は、東京大学で哲学の研究をなさっている堀越耀介先生から、哲学対話に関するレクチャーを受けました。哲学対話では、答えが一つではない問いについて、グループで話し合い、考えを深めていきます。「どんなことでも自由に発言してよい」「合意や結論にたどりつけなくてもよい」という哲学対話のルールを聞いて、普段の授業とは異なった面白味を見出した生徒も多かったようです。

後半は、少人数のグループに分かれて、哲学対話を実践しました。「学校に行く意義とは何か」「好きと嫌いの定義とは」「夏休みに宿題が出るのはなぜか」「人は死んだらどうなるか」「天国、地獄はあるのか」など、生徒たちの興味関心に合わせて、さまざまなテーマで対話が行われました。以下に生徒たちの感想を紹介します。

哲学対話では、自分の意見を言うことが大切なのだと思っていたけれど、堀越先生のお話を聞いて、意見を言うことだけでなく、人の話をしっかり聞いて意見を深めることも大切なのだと知ることができました。

哲学は、知識豊富な頭の良い大人が研究しているものだと思っていましたが、中学生の私たちでも気軽に取り組めました。哲学は自分たちの身近にあるものなのだなと感じました。

いつも話さないようなことを皆で話せたので、面白かったです。哲学には正しい答えや間違っている答えがあるわけではないと知って、自分の意見を自由に発言できました。

実際に哲学対話をしてみて、普段じっくり考えないようなことを皆と意見を交わして、頭の中で考えることができました。人それぞれの考えがあり、自分では思わなかった意見を聞けたので、良い経験になりました。哲学って楽しいなと思いました。

今後も、哲学対話は継続して行います。「自分で問いを立てて、考えを深める力」を養っていきましょう!