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中学2年生、オペラ《ルチア》を鑑賞♪

MIWADA TOPICS

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11/9(水)中学2年生は学年全員でオペラ教室に行きました。授業は3時間目まで。すぐお弁当を食べて出発です。会場は日比谷にある日生劇場で、素敵な雰囲気に生徒から自然と笑みがこぼれます。

演目は悲劇のオペラ《ルチア》。人間の感情は奥深く、あのように素晴らしい超絶技巧で表現することができるのですね。オペラの聴きどころ「狂乱の場」で歌うルチアのアリアでは、シェークスピア『ハムレット』のオフィーリアを描いた絵画(ミレー)が目に浮かびました。「狂乱の場」では、めずらしい楽器、グラスハーモニカの演奏も聴くことができました。グラスハーモニカとは、グラスに水を入れて、水で濡らした指で飲み口を擦ると音が出る仕組みです。(自宅でもワイングラスでできますので試してみてください)
音量は小さいですが、音の波紋のように会場に広がります。ソプラノ歌手の高音の美しい声と、グラスハーモニカの天上の音楽のような音色が相まって、ルチアというオペラの世界を創り上げていました。

3時間という中2にとっては長時間でしたが、生徒は食い入るように熱心に鑑賞していました。生徒の鑑賞態度もとてもよかったです。カーテンコールでは、出演者や裏方さんに心のこもった拍手を送りました。

「聴く耳を持つ」ということは素晴らしいことです。
オペラの余韻にひたることができ、まさに芸術の秋でした。