ブログ

図書委員会交流会報告

MIWADA TOPICS

MIWADA TOPICS

2月15日に早稲田中学高等学校の図書委員会と交流会をしました。今年は早稲田中学高等学校が会場です。例年通り両校図書委員会の年間活動報告、ビブリオバトルを行い、その後懇親会という流れです。

高2図書委員会はこの日のために、パワーポイントでの活動報告や、ビブリオバトル出場者の校内選考など、忙しい合間を縫って役割分担をし、それぞれが最善を尽くして準備をしてきました。

当日は緊張しすぎて何をしゃべったか覚えていないという発表者もいるビブリオバトル。今年は6冊の本を、6名の発表者がそれぞれ熱く語ってくれました。チャンプ本は三輪田生が紹介した『かにみそ』(倉狩聡著)が、わずか一票差で『わたしを離さないで』(カズオイシグロ著)、『夜行』(森見登美彦著)に競り勝ち、選ばれました。『かにみそ』はホラーですが、ホラーとしてではなく、そこから読みとったテーマを苦しみながらもゆっくり語ったことが、その場にいる皆の心を捉えたように感じました。

例年のことですが、今回の交流会でも、発表と質疑応答というやりとりの中で、生徒たちは「準備すること」の大切さ、そして「語る力」だけではなく、「聞く力」の大切さを実感できたのではないでしょうか。早稲田生のみなさんの、とくに「尋く力」には、見習うべき点が多々あったかと思います。図書委員会の活動に限らず、これからに活かして欲しいものです。

PC操作と発表者の息がぴったりだった活動報告プレゼンテーション

早稲田生の鋭い質問に、にこやかに応じる三輪田生

緊張しながら語り始める三輪田生

懇親会もお開き、最後に全員で記念撮影