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ひまわり咲いた

たま鑑(たまかがみ)

たま鑑(たまかがみ)

5月の連休前に、英語指導助手のケイリー先生に頂いた苗が、ひょろっと育ち、6月末に花が開きました。

花の中心部分は500円玉くらいの大きさ。25cmくらいの背丈です。

5月に頂いたときはまだ小さな苗だったのに、早いものです。

植木鉢を大きい物に植え替えたり、水やりや肥料などお世話をしたところ、こんなにかわいい花が咲きました。

ケイリー先生は自粛期間中、オンライン授業の合間に植物を育てていた、と話してくださいました。

「植物はちゃんと見てあげないと、死んでしまうから。」

そういえば、先代の校長の西惇先生も、よく、「教育は農業と同じ」と仰っていました。土を深く耕して、水をしっかりやり、日に当ててやれば、育つ力はその植物自身が持っていると。

その植物が持ついのちの力を信じつつ、水やりや施肥などをするのが私たちの役割。これを生徒の成長に当てはめると、見守り、手や知恵を貸して成長を促す。私たち教員や大人の役割です。

一つ一つ確実に花開くように、見守っていきたいものです。

学校が再開されて、今週はまだクラスの半数ずつ、隔日登校ですが、それでも校庭で中1の生徒が遊ぶ声が聞こえるようになりました。

まだまだコロナ禍で大変な状況ではありますが、生徒たちは少しずつ日常を取り戻しているようすです。来週からは全校登校になる予定ですが、新しい生活様式に沿った教育が始まります。

生徒たちの元気な顔を見ていると、コロナのことなど忘れてしまいますが、また元に戻らないように、慎重に新しい生活を進めて行きたいと思います。