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高校卒業講演会 秦由加子氏「障がいをもつということ〜人生を変えたパラリンピック〜」

MIWADA TOPICS

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今年の卒業講演会は、トライアスロンで2016リオ・パラリンピックに出場、6位入賞を果たしたパラアスリートの秦由加子先生をお迎えしました。
中1の時に病気で片足を切断し、人の目を気にして生きてきた、とおっしゃいます。でも、いつか自分を変えたいと思っていたそうです。そこで就職を機に3歳からやっていた水泳に再挑戦。そんな中、義足のトライアスロン選手の写真を見て「隠す必要はないのだ」と衝撃を受けたそうです。障害を持つことは、特別なことでも、隠すことでも、恥ずかしいことでもない。隠さなくてよい社会をつくってほしい。その人が本当に何に困っているか、話して理解して欲しい。自分が変われば社会は変えられる。そして、自分がどう生きたいのか、自分次第で人生は大きく変えることができる、と力強く話されました。また受験勉強中の高3へ、つらいことや嫌なことも、「好きでやっていること」だと思うと、やるしかないと諦めがつく、と励まして下さいました。
トライアスロンの魅力についても映像を交えて熱く語って下さいましたので、2020年8月29・30日お台場でのパラリンピックが楽しみになりました。