ブログ

国際ボランティア講座を受けて

三輪田の風高校生徒会

三輪田の風高校生徒会

福祉委員会委員長と三輪田祭福祉委員バザー部門長 福祉委員会委員長と三輪田祭福祉委員バザー部門長

福祉委員会よりレポートが届きましたので、紹介します!!

9月13日(日)に、高2の福祉委員2名が、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン主催のオンライン国際ボランティア講座「紛争下の教育と国際協力~今私たちユースにできること」に参加しました。

主催:公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン/Stop the War On Children (SWOC) ユースチーム

内容

1. –あなたはなぜ教育が必要だと思いますか?

2. 紛争下の教育の状況

シリアとイエメンの紛争下の教育『攻撃される教育2020』より

紛争下の教育に対する新型コロナウイルス感染症の影響

日本政府による国際教育協力とNGOの働きかけ

3. グループディスカッション

大学生や高校生、専門学生などのユースが今できることはなにか

4. 発表・コメント

今回の講義を受けて、まずは教育の大切さを広めることが大切だと考えた。まずは正しい情報を興味のない人々にも広めていくべきだと私は思う。前に、オーストラリアの森林火災で動物の命が脅かされていることや、アメリカで黒人が白人警察官によって殺されたことに対する記事をSNSで見たことがあるが、事件から数週間経つと何もなかったかのようになってしまうことを疑問に感じていた。そのため、どのようにしたら継続的にみんなが興味を持てるのか、考えていく必要があると感じた。他にも、気軽に参加することのできるオンラインイベントの開催や、映画などの娯楽で情報を楽しく知ることができるようになると興味を持ってくれる人が増えると感じた。また、教育を受けられている人に広めるだけでなく、教育を受けられていない、紛争下の子供の親たちにも教育の大切さを伝えるべきだと考えた。自分たちが質の高い教育を受けることができていなかったら、教育を受けることの大切さ、意味を見出せないと感じた。伝えるためには、無知の危険性や、教育を受けることによって、多くの命を救える事を教えていく必要があると思う。若者にできることはほとんどない、何かボランティアの団体に参加していなければ参加することはできないと考えていたが、この講座を通して声の上げることの重要さや、私たちにもできることがあるということがわかった。教育を自由に受けることができる立場にいる私たちが、誰でも自由に学校へあけて教育を受けることができるように、またその先の平等な社会を目指して、他人事だと思わずに動いていくことが、今後必要になってくるのではないかと感じた。(高2福祉委員会委員長)

今まで私は、教育を受けられない、受けられる状態にない子ども達が世界中にいることはなんとなく知っていたが知っているだけで満足して行動に移せないでいた。しかし今回のイベントに参加してから、今まで曖昧だった知識についての考えを深めること、様々な世代の方との意見交換を通じて新たな視点も発見することができた。イベント後には世界の様々な子ども達について調べ、そこからさらに知識を広げることもできた。今後は、私のような知っているだけで行動に移せないでいる方、子供達への支援に興味がない方々にもこういった世界中の子供達の現状を広め、声を上げて人々に訴えかけるだけでも十分な貢献になるということを伝えていきたい。その策にSNSいう手があるが、それも一時的に終わってしまう傾向にある。曜日を決めて投稿したり、興味を無くしてもらわないよう一目で状況が分かるように工夫をしていけば良いと思う。また、SNSの他にもこういったオンラインイベントをたくさん設けていくと社会に対するインパクトも大きくなり若者に印象付けることができるのではないだろうか。これからも様々なイベントに参加して見識を広めていきたい。(高2三輪田祭福祉委員バザー部門長)