久々に外濠市民塾!
たま鑑(たまかがみ)
たま鑑(たまかがみ)

11月29日(日)、久しぶりに外濠市民塾があり、高校生7名と一緒に参加しました。
外濠市民塾は、都心のオアシス外濠の環境改善を目指して、外濠周辺の大学や企業、地域住民の皆さんなどが活動しています。
三輪田学園の外濠フレンズもその仲間に加えていただき、多くの方々と一緒に活動しています。
これまでも、外濠周辺を実地踏査したり、ボートに乗って内側から外濠を観察したり、浚渫工事の現場を見学したり…と様々な機会に参加し、三輪田祭で発表してきました。
ところが今年はコロナ禍で、大勢の人が集まってミーティングをすることが難しく、活動は出来ないだろうと残念に思っていました。
外濠フレンズのメンバーは同時にBlue Earth Projectのメンバーであるため、11月のBlue Earth全国オンラインミーティングの準備で忙しかったので、市民塾の開催が難しいことをあっさり納得してくれていましたが、
三輪田祭が内部のみの開催になったり、修学旅行が中止になったりしたことで、何か生徒に活躍の場はないかと考えていたところ、
法政大学の教授からご連絡をいただき、思わず「待ってました!」と叫んでしまいました。
今回の活動は「おぼんカウンターの製作」
「おぼんカウンター」ってなんだと思いますか?
外濠公園の柵などに取り付けて、ちょっとしたテーブル代わりに使える便利な小道具なんです。
こんな風にベンチの肘掛けに取り付けると、メモ机の代わりにもなります。
今回は大学生の皆さんが作ってくださった木のお盆カウンターに、外濠フレンズが模様を描いてカラフルに仕上げる、という作業。
皆思い思いに彩色して、ステキなカウンターが出来ました。
さて次はおぼんカウンターを持って、グループごとに外濠公園を散策。絶景ポイントを見つけて、そこでおぼんカウンターを実際に設置してみました。
簡単に取り付けられ、持ち運びも簡単なのがこのカウンターのいいところ。
本当はカウンターにコーヒーでもおいて、まったりしたいところですが、この状況ですので慎みます。
今は冬枯れの季節ですが、春の桜の頃にこのカウンターと飲み物があったら、ステキな花見が出来そう…と話すにとどめました。
外濠公園の桜と、対岸の新宿区側の桜、それはもう、美事なことでしょう。
各班で絶景ポイントを二~三カ所決めたあと、ミーティング会場に戻り、振り返りを行います。
スクリーンに絶景ポイントの写真を写し、なぜこの場所を選んだかを説明します。
使い方も、ただ飲み物を置くだけでなく、カメラや携帯電話を置く台にもなったり、スケッチの際の絵の具や筆洗置きになったりと、様々なアイデアが出ました。
これからも外濠ライフを楽しむアイデアがたくさん出て、たくさんの人が(密にならないように)外濠に親しんでくれるといいと思います。
外濠フレンズの活動は今年で4年目。
これからも外濠フレンズの活動を後輩達が受け継いでくれることを期待しています。