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福祉委員会より 法政大学高大連携「Zoom講義&ワークショップ」

三輪田の風高校生徒会

三輪田の風高校生徒会

12月15日(火)と19日(土)に、法政大学高大連携プロジェクトの一環として、Zoom講義&ワークショップが開催されました。テーマと内容はそれぞれ以下のようになります。法政大学ボランティアセンターのスタッフの皆様、法政大学VSPの皆様、NPO法人アクセプションズの皆様、ありがとうございました。

12月15日(火)

【題名】
「誰か」じゃなく「みんな」が生きやすい社会とは?
~ダウン症のある人との関わりから共生社会を考えよう~

【講師】
NPO法人アクセプションズ代表 古市氏・高橋氏

【内容】

・ダウン症について基礎知識、接し方について
・ダウン症から社会モデルについて考える
・ワークショップ
*法政大学や他大学の参加学生と一緒に話し合いました。

【参加生徒】
中3~高2の7名

【参加生徒の感想】
ダウン症だけでなくその他の障がいに対してマイナスなイメージばかりを持っていましたが、今回のワークショップに参加して障がいに対する考え方が大きく変わりました。たとえ障がいを持っていてもいなくても社会の一員であり、誰に対しても多様な生き方を認める寛容な社会を作っていくべきであり、障がいを持つ人が自立できる環境の整備だけでなく、社会参加をする地盤が必要であると感じました。
今の日本では障がいがある人にとって、その家族にとって決して生きやすい社会ではないと思います。まずは、将来を担う私たちが理解することから、そして障がいの有無に関わらず自分の得意なこと、できることを活かせる共生社会を目指していくべきだ思いました。Googleスライドを利用しながらZoomで学校や学年の違う人と話し合いができたのも楽しかったです。ありがとうございました。(高2)

12月19日(土)

【題名】「献血について学ぼう」

【内容】
・法政大学VSPの学生スタッフによる講義(60分)
・献血ルーム案内(30分)
・日本赤十字社 過去の特典紹介(10分)
・献血についての意見交換会(テーマあり)(60分)
*法政大学や他大学の参加学生と一緒に話し合いました。

【参加生徒】中3~高2の8名

【参加生徒の感想】
私は16歳から献血ができると知りませんでした。献血により助かった人や、献血を必要としている人のことを多くの人で支えていることや体重や年齢によって取れる量が決まっているなど自分から知ろうと思わなければこのようなことは知らなかったと思います。私自身、コロナにより献血の数が足りないことなどは知っていましたが、それを人に伝えるほどの知識は持っていませんでした。過去に何回か法政大学さんのボランティアセンターの勉強会に参加させていただいたのですが、今回の内容は自分の進みたい進路にも関わることでした。学んだことを身内や学校の人達に伝えることは勿論ですが、できるだけ多くの人に伝わるような活動をしたいと一層思うようになりました。
コロナが流行してしまっている世の中で、なかなか学校を出た外の人と話す機会もあまりなく、この中でオンラインを通して大学生の皆さんと話せて楽しかったですし、刺激にもなりました。まだ献血が行える年齢ではありませんが、献血について知ることはできるので今後も献血について学ぼうと思います。今回、献血について勉強会をくれた法政大学のVSPの皆様、有難うございました。また機会が有りましたらその時はよろしくお願いします。(高1)