春の準備
たま鑑(たまかがみ)
たま鑑(たまかがみ)
あとわずかで2019年も終わり。
明日から学校も年末年始のお休みになります。
今日は朝から風が強く、アプローチの木々が大きく揺れていました。
今年夏に卒業生の植木職人さんにアプローチの植栽を美しく入れ替えてもらったため、
今は紅葉が色づき、グレーのコンクリートの校舎を彩っています。
よく見ると、風にしなる木々の枝の先には小さなつぼみがついていて、
すでに春の準備が始まっているのだなあと感心しました。
2019年は元号が変わって令和となり、記念すべき年になりました。
わが学園でも213名の新入生を迎え、中1・中2で5クラススタートとなりました。
慌ただしく1年が過ぎましたが、私としては、生徒と一緒にマルタに語学研修に行けたことが一番の思い出です。
英語に自信がない私が、ドバイでのトランジットは大丈夫なのか?とか、
インターナショナルクラスで生徒は大丈夫?とか不安もいっぱいでしたが、
当たって砕けろ。(実際は、砕けないですみました!)
なんでもトライすることの大切さを改めて学びました。
大学入試共通テストについては、二転三転して、踊らされた感じでした。
せめてもう少し早く決定してくれていたら、受験生の動揺も少なかったろうにと思いますが、
政治主導でしか動かないこの国の教育にはちょっとがっかりです。
未来をつくるのはこの若者たちなのに…。企業の論理や個人の失言などどうでもよいことです。
一方、生徒たちの活躍が目立つ年でもありました。
夏休みの宿題で様々なコンクールに応募した人が、素晴らしい成果を上げたり、
部活や愛好会が上の大会に出られるようになったり、選抜メンバーに選ばれたり。
生徒一人一人の力でもありますが、三輪田全体の教育力も高まってきている気がします。
来年はオリンピック・パラリンピックの年。
例年と違うことが起こってきそうですが、生徒ファーストで考えていきたいものです。
三輪田全体がOne Teamとなって、来年も頑張ります。
皆様、よろしくお願い申し上げます。