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レシテーションコンテスト2021

MIWADA TOPICS

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11月12日(金)5時間目に講堂にて、英語科主催「レシテーションコンテスト」を行いました。今年は2年ぶりに3学年が一同に介して開催することができました。

課題は以下の通りです。

中学1年生 Standard Class:‘The Town Mouse and the Country Mouse’

Honors & Advanced: ‘The Story of My Life’ by Helen Keller

中学2年生 Standard & Advanced:‘Malala’s United Nations speech in 2013’ by Malala Yousafzai

Honors:‘Preventing Future Genocide and Protecting Refugees’ by Sadako Ogata

中学3年生:‘I Have a Dream’ by Martin Luther King, Jr.

 

中学1年生から3年生まで全員が授業内に課題文を暗唱し、選考を経て選ばれた各学年5名~7名、計19名が講堂の壇上で素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

代表者たちは、ステージに上がって中学全校生徒の前での発表に、緊張した面持ちでしたが、それまでの練習の成果を発揮できたと思います。審査は「正確さ」「抑揚」「発音」「発表の仕方」などの観点で行われ、各学年1位から3位までの順位で表彰をしました。難しい素材でありながら、どの発表者も素晴らしく、僅差で順位決定となりました。ネイティブの先生方の講評では、参加者全員の努力に対する賞賛と労いの言葉が贈られました。また、代表者の発表を聞き、客席から発表を見守った生徒たちも、非常に刺激を受けた様子でした。今後も熱意を持って英語の学習に取り組んでくれることと思います。

また、審査の間には、司会を担当した中3生徒による、ユニセフの「子どもの気候危機報告書」の紹介発表が行われました。世界の子どものうち、約半数にあたる約10億人が、気候変動による影響を受けるリスクが極めて高いと分類された33カ国に暮らしているといいます。その33カ国が排出する二酸化炭素の量は、合計しても、地球全体の排出量のうちのわずか9%であるにも関わらず、です。この報告書に対する意見を発表した若者のうちの一人、グレタ・トゥーンベリさんの言葉も、紹介されました。ちょうど、レシテーションコンテスト当日まで、英・グラスゴーでCOP26が開催され、グレタさんが地球温暖化対策の徹底を求めるデモの中で演説を行ったことも各種メディアで報道されていました。今回の中3生徒による発表が、改めて環境問題や気候変動に関心を持ち、自分たちの暮らす地球の環境について、考え続けていくきっかけになればと思います。