Education

教育の特徴

三輪田学園のディプロマ・ポリシー

三輪田学園は、こんな女性を育てたいと思っています。

誠実で、だれとでも「つながる」ことができ、
自らの人生を切り拓いて生きる、「徳才兼備」の女性

三輪田学園のカリキュラム・ポリシー

ディプロマ・ポリシーを達成するため、カリキュラムには次のような特徴があります。

  1. 5つのチカラをしっかり育てる =「つながり、つなぐ」チカラを育てる。

    (1)世界に興味関心を持ち、学び続けるチカラ
    子どもたちがこれから出ていく社会は、多様な言語や文化、価値観に溢れた社会です。そのような社会では、国際理解の基礎知識だけでなく、活用できる力が必要となります。主に教科指導の中で知識を身につけ、学校行事や学外での体験を通じて、実際にそれらを活用することで、世界で活躍するステージが広がると、三輪田学園は考えます

    (2)問題を解決する論理的思考力
    2015年、国連本部に於いて『持続可能な開発のためのアジェンダ2030』が採択されました。2030年までに「誰一人取り残さずに」人間、地球及び繁栄を実現するための行動計画です。アジェンダ達成のためにはすべての人々が積極的にコミットしていく必要があり、皆が論理的に話し合い、共通理解の下で行動しなければなりません。そのために論理的思考力は不可欠な力と三輪田学園は考えます。

    (3)リーダーシップとフォロワーシップ
    協力して何かを成し遂げるとき、強力なリーダーシップを持つ人物は必要ですが、それを支える良いフォロワーがいなければ集団として成果を出すことはできません。良いフォロワーがあってこそ、リーダーの指導力が活きるのです。そして、良いフォロワーの中から、次世代のリーダーが誕生します。リーダーシップ・フォロワーシップは別々に育てる力ではないと三輪田学園は考えます。

    (4)対話するチカラと共感するチカラ
    どのような集団であっても、互いを理解し、共通認識を持つためのコミュニケーションは重要です。そのための対話する力、そこから一歩進んだ共感する力は、多様化する社会の中で必須の力です。リーダーとして活躍するにも、フォロワーとして協働するにも、まずベースになるのは、対話と共感です。相手を知る事で生まれる信頼が、行動を前進させる勇気に繋がると、三輪田学園は考えます。

    (5)変化する時代に柔軟に対応する人生設計力
    多様な価値観に溢れた社会は、多様な生き方を認める社会でもあります。上記4つの力をベースにして、自分はどのように生きるのか、より良い社会を築くためにどのようにコミットしていくのか、高校卒業までにしっかり準備しておく必要があります。変化する時代に柔軟に対応して、自らの人生をプランニングするこの力は、6年間のすべての学びの実践から養われると、三輪田学園は考えます。
  2. 行事や道徳教育を通して、「つながる」チカラを育てる。
  3. 中学で基礎基本を徹底的に身につけ、無理のない先取り学習で高校の学習への準備をおこなう。高校では専門性の高い教科学習をおこなう。
  4. 知的好奇心を刺激する授業や本物に触れる行事を、発達段階や学習段階に最適な時期に実施する。
  5. 「つながる・つなぐ」ためのツールとしての英語力、発信力、協働性などを養う。教科の中での国際理解や語学研修・留学プログラムなどの他に、法政大学や秋田国際教養大学との高大連携による英語力増強・国際理解教育や、模擬国連、ブルーアースプロジェクト、外濠市民塾など他校や地域の方々との交流や研修に積極的に参加し、「つながる」チカラを強めます。