【読書サークルクラブ】合宿報告

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三輪田の風

 読書サークルクラブでは、今年も3泊4日で合宿を行いました。越後湯沢から車で15分、岩原スキー場の麓の宿に、美術クラブと同泊です。宿のオーナーの方が丹精なさった魚沼産コシヒカリやキュウリなどの野菜が美味しいペンションを貸し切りました。

 読書サークルクラブの合宿といえば読書会です。本はあらかじめ読み終えて参加することが絶対条件になっています。実は、三輪田生でも誤解している人が多いのですが、ただ読むだけではなく、問題点・疑問点、人物像などをしっかり読み込んだ上で読書会という話し合いをするのです。しっかり読み終えていないと話し合いについていけないので、今年のように7月中に合宿があるときは、みんな必死です。そしてこの読書会が、三輪田祭での展示・発表につながるのです。

 今年度は中二から高二までの部員のうち、兼部している他クラブの都合や、ご家庭の都合で参加できない生徒が半数近くにのぼり、読書会はどうなることかと心配しましたが、そこは読書サークルクラブのよいところ、学年の枠を越えて助け合い、楽しみながら読書会をすすめました。また、試験休み中にも毎日読書会を重ね、合宿不参加者も三輪田祭に向けて心を一つにしています。

 二日目、ほくほく線に乗って十日町へ文学散歩に出かけ、国宝火焔型土器を展示している「十日町市博物館」や、『図書館戦争』のロケ地となった図書館「十日町情報館」、昨年トリエンナーレで話題になった越後妻有里山現代美術館「キナーレ」を見学しました。暑くてだいぶ疲れがたまったので、宿に戻って夕食まではのんびり休憩しましたが、夕食後は読書会を再開しました。

 三日目は、一日中、たっぷりと読書会をし、思ったこと、感じたことを伝えるために表現することの難しさや、言葉を選ぶ楽しみを味わいました。意見が異なった中二が、高二と意見を互角に交わし合うのは読書サークルクラブならではの光景です。そして最後の晩、茜色の夕焼けの中バーベキューを楽しんだ後は、お待ちかねの花火。都会では絶対に味わえない暗闇の中の花火のクライマックスは、読書サークルクラブ恒例「線香花火勝ち抜き戦」、今回一番苦労した高二部長の優勝で幕を閉じました。

 最終日も出発直前まで読書会を続け、最後に反省会と原稿の分担をします。ここでもクラブ合宿に初参加の中二を気づかったり、書きたい原稿かかぶってじゃんけんで盛り上がったり、例年提出が遅れがちな人に同学年の仲間が釘を刺したり、リーダーシップとフォロワーシップが活かされていました。

 三輪田祭の展示では、『ジェーン・エア』『秘密の花園』『モモ』『少女パレアナ』について、中一から高二まで、合宿参加者も不参加者も、全員が原稿を書き、推敲、添削、模造紙の清書まで責任を持って仕上げます。これら四冊を、「flower」というテーマでどんな風に話し合い、まとめたのか、どうぞ楽しみにお出で下さい。お待ちしております。

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