大先輩からのお手紙

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たま鑑

三輪田学園は今年で創立132年になる伝統校です。

歴史があるということは、卒業生もたくさんいらっしゃるということで、

卒業生の方々が松操会という同窓会を組織して在校生や学園の教育の応援をしてくださっています。

私も卒業生なので、松操会員です。

松操会では、毎年9月に同窓会誌を発行しています。

私は先日発行された松操会誌に、三輪田の進化した英語教育について書かせていただきました。

日常の授業や海外語学研修、海外留学のこと、来年度から英語や英検を使った入試が始まることなど、

細かく書いたところ、それを読まれた大先輩からお手紙をいただきました。

その方は高校5回の卒業生ということですから、私より一回り上の方です。

三輪田での英語の授業を思い出されて、高校で週1回ディクテーションの授業があったとのこと、驚きです。

5回生は昭和29年卒業なので、終戦からまだ10年たっていない頃。

その頃は英語の先生は津田塾卒の女性の先生が多く、職業を持つ女性のロールモデルとしても、

英語科の教員としても素晴らしかったと聞いたことがあります。

ところでお手紙をくださった大先輩は、お子様を育て終わり、ご主人様を見送られた後、

自分のやりたいことをしようと考えて、再度英語の勉強を始めたそうです。

そして73才で英検準2級を取得、カナダへ1ヶ月のホームステイにいらしたそうです。

今なおカナダ人の先生と英会話を楽しんでいらっしゃるとか。

さすが三輪田の大先輩はすごいな、と感心しました。

今日は2学期の始業式で、全校生徒が一堂に会しました。

この生徒たちも、お手紙をくださった大先輩のように、精神的にも肉体的にも

しなやかに、強く生きていってほしいと思います。

先の見えない社会だからこそ、いくつになっても、また学びたいという気持ちを持っていること。

それが自分を支えることになると思います。